環境省:環境省国立公園課国立公園利用推進室 宮森由美子、東京カメラ部10選 北川力三、本間昭文、東京カメラ部コンテスト入賞者 清水啓、東京カメラ部運営「ともに守り、伝えていく 国立公園の魅力」|東京カメラ部2019写真展

2019年7月12日(金)~7月15日(月・祝)、東京・渋谷ヒカリエにて「東京カメラ部2019写真展」が開催されました。開催期間中のイベントステージでは、人気フォトグラファー、写真業界関係者、歴代東京カメラ部10選、コンテスト入賞者などをお招きして、さまざまなテーマでトークショーが行われました。

7月13日(土)に行われた環境省のトークショーでは、環境省国立公園課国立公園利用推進室 宮森由美子氏、東京カメラ部10選 北川力三氏と本間昭文氏、コンテスト入賞者 清水啓氏にご登壇いただき、「ともに守り、伝えていく 国立公園の魅力」というテーマでお話しいただきました。

環境省:環境省国立公園課国立公園利用推進室 宮森由美子、東京カメラ部10選 北川力三、本間昭文、東京カメラ部コンテスト入賞者 清水啓、東京カメラ部運営「ともに守り、伝えていく 国立公園の魅力」|東京カメラ部2019写真展

東京カメラ部運営 塚崎(司会)「このトークステージは『ともに守り、伝えていく国立公園の魅力』がテーマです。我々は『カメラがある暮らしをもっと楽しく』というのをモットーとしております。それは被写体があることによって成立することであり、撮る人だけではなく、撮られる人も楽しいという生活を作っていかないと長く続かないと思っています。ネイチャーフォトは自然を撮るわけだから無料だろうと思われがちなのですが、それは大きな間違えです。自然は保護していかないといけないですし、日本に存在する自然というものはほとんど人の手が入っているものなんです。整備してくださっている方がいて、人の活動と密接に関わり合っています。良さを伝えるとともに自然を守っていくことが東京カメラ部としても必要だと考えており、今回のようなステージを設けさせていただきました。美しい写真も出てきますが、今後の課題なども取り上げていきますので、一緒に考えていければと思います」

環境省:環境省国立公園課国立公園利用推進室 宮森由美子、東京カメラ部10選 北川力三、本間昭文、東京カメラ部コンテスト入賞者 清水啓、東京カメラ部運営「ともに守り、伝えていく 国立公園の魅力」|東京カメラ部2019写真展

宮森「環境省国立公園課国立公園利用推進室の宮森と申します。私から国立公園について説明させていただきます。そもそも日本の国立公園とは、日本を代表するような自然の風景地が指定されており、国内で34箇所あります。尾瀬や日光など聞いたことがあるような風景地の多くは国立公園に指定されています。『人と共にある』ことが国立公園の特徴で、すべての土地が国有地ということではなく、皆さんが生活している歴史や文化も含めて価値があるということで指定されているのが特徴です。国立公園を指定する意義は、保護するだけではなくて、保護と利用が上手く循環するということを大きな目的としています。カメラなどを含め、皆さまの力を借りてその地域のことを発信し、それを見た人が出掛けたくなり、宿泊をしたりご当地の食事を楽しんだり、地域にお金を落としていただくことで良い循環が生まれることを目指しています」

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塚崎「では写真を見ていきます。最初は十和田八幡平国立公園。こちらは近年、写真を撮る人の間で人気となっています。これは環境省さんからいただいた写真ですが、課題が生じていらっしゃるんですよね?」

宮森「蔦沼の写真はとても美しいですが、写真を撮ることができる時間帯や場所はかなり限られていて、需要と供給のバランスがどうしても取れないタイミングが出てきてしまっています」

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塚崎「ガードレールに乗ってしまっている方などは危ないですよね」

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塚崎「このように踏み入れてはいけない場所に入ってしまったり」

宮森「立ち入り禁止などをどこまで現地で対応できるかはわかりませんが、意識が変わり、こういうことが減っていけば嬉しいと思っています」

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塚崎「では十和田八幡平国立公園で本間さんが撮影された写真を見ていきましょう」

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本間「秋の蔦沼ですね。朝の6時くらい、日が昇った後くらいのタイミングです。ものすごく混んでいたので、夜中の1時くらいから並んでいました。でも三脚だけを置いて人がいない「置き三脚」が見受けられましたね」

塚崎「置き三脚を皆さんがやると、三脚自体が禁止になってしまうんですよね。本間さんのこの写真もシャッタースピードが1秒ということで、三脚が必要となりますよね。だから撮ったら場所を譲るとか、看板を立てるとか対策ができるといいですよね。正解を皆で共有できていないことも課題なんでしょう。1分間で移動とか、ルール作りが進めばいいのかなと思います」

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本間「これは6月くらいの時期の蔦沼ですね。夏の時期はこのような写真が撮れます」

塚崎「蔦沼が最も混雑するのは紅葉の時期です。混雑緩和のために駐車場やデッキの整備をすればいいじゃないという意見もありますが、一年のうちのほんの短い期間だけのために整備するのは難しい投資です。ならば通年で人が来てお金を落としていただければいいんです。人気の時期だけでなくても他の時期や切り取り方でこう撮れる、みたいなことを試していただき、通年でたくさんの方に来ていただきたいです」

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本間「これは十和田八幡平国立公園の八幡平の駐車場から撮影しています。徒歩1分。夜も駐車場なので入れます」

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本間「先ほどの駐車場から20分くらい歩いた鏡沼で、雪解け水の沼です。通称『ドラゴンアイ』と呼ばれていて、夜はまだ混んでいないですね。ヘッドライトをつけて散策に行くのですが、雪があるので登山靴を履けば危険はないですね」

塚崎「こういうところを発見していくのもおもしろいですよね。写真がうまい人は技術だけでなく、見つける力や切り取る力にも優れていると思います」

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本間「八幡平の大沼。秋の朝は混んでいます。展望台は2箇所あり、この画角で切り取れるのは1箇所だけです」

塚崎「写真を撮りやすい展望台が増えればいいですよね。そういうことは可能なんですか?」

宮森「環境省が自治体と協力して展望台を整備することはよくあることです。そして既存の展望台やベンチなどの位置があまり良くなくて写真が撮りづらいなどのご意見をいただくこともあって、再整備をする際の注意点としてご意見を活かすこともしております。ですから、そういったご意見は、国立公園のレンジャーにお伝えいただければ幸いです」

塚崎「我々、東京カメラ部にご意見お寄せいただければ、取りまとめて伝えることもできます」

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塚崎「続いては日光国立公園です」

宮森「東照宮などは有名ですが、奥に行けば湖あり、滝ありと美しい自然が広がっています。そんな中、レンジャーがオススメするのは戦場ヶ原の西側にある西ノ湖。美しい湖と巨木があり、とても写真映えすると思います」

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塚崎「ここにも課題があるんですよね」

宮森「戦場ヶ原の湿原ですが、現地レンジャーの悩みとしては、湿原の中に入ってしまい、踏み荒らしという問題が出てしまっています。それをどのように規制をしていくか。このようにロープなどは張りたくはないですよね。良いやり方を皆さまと考えていければと思っています」

塚崎「予算にも限りがありますしね。なんで整備しないんだ!とお思いの方も出るかもしれませんが、そう簡単にはいきません。なぜなら、税金が使われるからです」

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塚崎「それでは清水さんの作品を見ていきましょう」

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清水「こちらは日光国立公園 那須平成の森にある駒止の滝というところで、ほとんどお客さんもカメラマンもいらっしゃっていない穴場です。平成天皇が御用邸を半分解放したことで見ることができるようになりました。駐車場からすぐの場所にあるので、私のような軟弱な写真家には最高の場所です(笑)。バリアフリーで散策もしやすいです。滝つぼがハートの形をしていて、現地の人たちも『ハートの滝つぼ』と呼んでいます。インスタ映えですね。滝つぼを撮るには展望台のわずかなスペースからだけなので、譲り合って撮る必要があります」

塚崎「広い展望台ですが、滝つぼが見られるのはわずかな区画のみ。少しそれは残念ですね。ただ環境伐採はしてくださっているようです。それと環境省さんにお願いがあるのです。手すりが斜めだとカメラが置けないんですよね。だから三脚が必要になってしまうので、ぜひ手すりは平らにしていただきたいのですが、難しいのでしょうか?」

宮森「カメラマンにとってどういう整備が好ましいのか知識がないのですが、整備するにあたっては税金を使っているので、いろんな方のご意見を総合的に考えて好ましい整備をしていきたいと考えています。ぜひご意見をお寄せいただきたいです」

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清水「中禅寺湖です。よくニュースでヘリコプターからの映像が撮られている場所ですが、そのような飛び道具がない我々は、半月山の展望台から撮るのが一般的です。台風一過で虹が出ていました。立派な展望台があるものの、木があるためにほんの数名しか撮ることができません。カメラマンにも問題があり、観光に訪れた方が見られないというようなことも起こっていますので、マナーを守る必要があると思います」

塚崎「三脚を置きっぱなしにするのではなく、撮ったらパッと譲るということを徹底すべきですよね。譲り合わないと三脚が禁止されてしまうと思うんです。一部では、スマホは良いけれどレンズ交換式カメラが禁止という流れも出てきています。どうすれば皆で楽しく長く続けられるのかを考えていければと思っています。ただ展望台の設計の段階で写真好きが関われば、問題が改善されるかもしれません」

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塚崎「続いて、中部山岳国立公園です」

宮森「山々が美しく登山で賑わっています。これは焼岳の山頂からの写真で、稜線も独特で美しいです」

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宮森「自然景観だけでなく、野生動物も多く生息しており、代表的なところでは赤い眉毛がかわいい雷鳥も生息しております。一方で、野生動物と人間との距離の取り方が現地レンジャーの悩みになっています」

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宮森「猿は引っ掻いてきたりすることもありますし、人との距離感は今後の課題です。なお、動物の写真を撮ること自体を否定するものではありません」

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塚崎「続いて伊勢志摩国立公園です」

宮森「伊勢志摩国立公園も独特な公園で、より人の生活と密着しています。伊勢神宮を中心に、周辺に人が多く生活しているという公園です。96%が民有地というのも変わっていますね」

塚崎「これが日本の国立公園の特徴でしょうね」

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宮森「これは英虞湾という場所で、伊勢志摩国立公園の里海と呼ばれるエリアです。森からの栄養分が海に注ぎ込むため、魚の養殖も活発に行われています。この展望を楽しむための環境整備にも力を入れています」

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宮森「左が昔の展望デッキで、ただ単に景色を眺めるだけで、ゆっくり過ごす場所ではなかったですね。改装後が右で、1階にカフェがあり、2階はベンチが整備されており、ゆっくり滞在できるようになっています」

塚崎「最近は国立公園のデッキが整備されてきていますよね」

宮森「国立公園満喫プロジェクトというものを推進している中で、快適な環境の整備を進めています。展望デッキの在り方、ベンチの在り方などにも注力しています」

塚崎「ぜひ訪れた際には地元のものを食べるなど、お金を落としていただきたいです。日本の国立公園は無償です。海外は有償で結構な額の入場料をとられます。本来はこれを整備に充てるべきですが、民有地が多いためにそれもうまくいきません。であるならば、お布施だと思って飲食やお土産にお金を使っていただくと、結果として私たちに返ってくると思っています」

環境省:環境省国立公園課国立公園利用推進室 宮森由美子、東京カメラ部10選 北川力三、本間昭文、東京カメラ部コンテスト入賞者 清水啓、東京カメラ部運営「ともに守り、伝えていく 国立公園の魅力」|東京カメラ部2019写真展

塚崎「お待たせしました、北川さんの作品です」

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北川「夫婦岩という場所です。数年に1?2回あるかないかの雪景色です。日の出の写真は有名ですが、それとは別の違った視点で撮りたいという思いがありましたのでこういう変化を付けました。伊勢志摩は常緑であまり四季が感じられません。そんな中で四季を感じさせるために、雪の日に撮るということは常に想定していました」

塚崎「天気が悪い日は写真家にはチャンスですよね」

宮森「誰も知らない魅力を発見してくださる方は多ければ多いほど嬉しいですし、それをハッシュタグ『#nationalparksjp』を付けて発信してくださるとありがたいですね」

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北川「伊勢神宮から1時間くらい走ったところで撮っています。ひと目で伊勢志摩だとわかる写真が欲しいと言われて再撮影に行って撮りました。梅雨の時期だったので晴れ間が出るのは難しいかなと思っていましたが、撮影前に伊勢神宮をお参りしたところ、青空が見えてきて嬉しかったですね」

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北川「花のある風景は課題のひとつ。趣味でやっているサーフィンの前にこの1枚を撮影しました。何気ない1枚も光が入ってくると輝くんです。三重県は東向きの県なので朝日が綺麗なんですね。伊勢志摩っぽくはない写真ではありますが」

塚崎「このように、見た目で場所の判別ができない写真には、ハッシュタグを付けていただき、どの国立公園かもわかるようにしていただけると大変ありがたいですね」

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塚崎「再び清水さんの作品です」

清水「富士箱根伊豆国立公園です。あまり国立公園という意識がないと思いますが、ぜひ国立公園という意識で訪れると、また魅力も再発見できると思います。富士山の写真は360°どこかでも撮れるのも嬉しいですよね。これも国道沿いから撮っています」

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清水「これは精進湖からです。夜に冷え込み、そこに朝日が射し込むとこのような靄が発生します。見辛いですが釣り船が浮かんでいます。これを写すことで富士山のダイナミックなスケール感を出そうと思いました」

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清水「同じ場所を引きで撮ると、リフレクションで逆さ富士が見られます。吊るし雲も大きくたくさん出現していて、巨大円盤が出現したようなスペクタクルな雰囲気で撮れたと思っています」

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宮森「『National Parks of Japan』というFacebookアカウントがあり、こちらでも日本の国立公園の情報を発信しています。Instagramのアカウントでは『#nationalparksjp』というハッシュタグを付けて投稿された日本の国立公園の写真を紹介しております」

塚崎「このハッシュタグと共に、どの国立公園かということもハッシュタグで付けていただきたいです。そうすると、それぞれのアカウントで写真が紹介されます。そして、国立公園の認知が上がり経済効果が上がれば、後々の世代にも国立公園の美しい自然を残すことができます」

宮森「私たちはカメラマンの皆さんの力を借りて国立公園の魅力を発信していくことで、これからの価値の向上や環境の保全に繋がっていくと思いますので、引き続きお力を貸していただければ嬉しいです。本日はどうもありがとうございました」


<関連リンク>
National Parks of Japan(Facebookアカウント)
National Parks of Japan(Instagramアカウント)

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