東京カメラ部2019写真展 in Hikarieは、2018年に東京カメラ部とその分室で9億人*を超える人々が総計約1150万作品の中から選んだ作品「10選2018」を中心に新作、自信作を追加。更に2012年、2013年、2014年、2015年、2016年、2017年に選ばれた10選メンバーを加えた、10選7世代による合同展示です。
展示作品は、「10選2018」作品に加えて、その作品を撮影した「10選2018」メンバーの他の作品、「10選2017」「10選2016」「10選2015」「10選2014」「10選2013」「10選2012」メンバーの作品、そして19,506作品の中から48作品のみが選ばれたアサヒカメラ×東京カメラ部共催「日本の47枚」写真コンテスト2019入賞作品、16,470作品(1,830組)から900作品(100組)が選ばれた東京カメラ部2019写真コンテスト「Instagram部門」入選作品、さらには、6,661作品の中から8作品が選ばれた東京カメラ部「令和」フォトコンテスト on Twitter作品の入選作品、東京カメラ部スタッフ推薦作品から構成されていました。
そして、この選びぬかれた約1,200作品(約200組)に加えて各種特別展示を富士フイルムイメージングシステムズ様とキヤノンマーケティングジャパン様、エプソン販売様のご協力を得て最高品質の印画紙、及びインクジェットプリントに仕上げ展示いたしました。また、今年も渋谷ヒカリエ様の特別協力のもと昨年のヒカリエ9F「ヒカリエホール ホールB」から、今年は約3倍の大きさとなる「ヒカリエホール ホールA」に拡張しました。
また、今年は大変光栄なことに、高円宮妃久子殿下から、仁和会名誉総裁として出展者の方々に向けて、写真展レセプションにてお言葉をいただきました。更に、世界遺産であり国宝でもある名門総本山仁和寺第51世門跡瀬川大秀大僧正、総本山仁和寺吉田正裕執行長、多くの各市町長や副市長、政府機関関係者などといった社会的重責を担われている方々にもレセプションやトークショーに登壇いただきました。2013年に青山の地下にある控えめなギャラリーで写真展を始めたとき、誰もがこの状況を予想はおろか夢にみることも不可能だった素晴らしい方々のご協力を得ることができました。
この結果、今年は7月中旬の4日間という短い会期中に、20~30代の若い方々を中心に延べ32,000人の方々にお越しいただきました。
これほど盛大な会を開催して、多くの方々にお越しいただけましたのは、ひとえに出展者の方々の魅力ある作品、最高品質のプリント、会場運営や各種告知で協力してくださった渋谷ヒカリエの皆様のご協力、写真展内のステージに登壇くださった皆様の応援、協賛などをしてくださった各企業・団体、政府・自治体関係者の皆様のお陰です。本当にありがとうございました。
今年は西日本旅客鉄道株式会社様にゴールドスポンサーとして、株式会社NTTぷらら様にシルバースポンサーとして支援をいただきました。また、環境省様、滋賀県 長浜市様、滋賀県 高島市様、静岡県 沼津市様、栃木県 足利市様、仁和寺様、広島県様、北海道 帯広市(ばんえい十勝)様、北海道 美瑛町様といった政府・政府関係団体・地方自治体の皆様や、T&D保険グループ様にもご協力をいただくことができました。
そして、引き続きキヤノンマーケティングジャパン様、ソニーマーケティング様、ディーフ様、ニコンイメージングジャパン様、富士フイルム様、富士フイルムイメージングシステムズ様、アサヒカメラ様、日経ナショナル ジオグラフィック社様、インプレス様といったカメラ・写真業界の皆様からのご支援もいただきました。
こうした皆さまのご支援がなければ、東京カメラ部2019写真展 in Hikarieの成功はもとより開催すらおぼつかなかったことでしょう。あらためて厚く御礼申し上げます。
今年の写真展の特徴としては、昨年の3倍に増加させたスペースを活用することで、写真展示のスペースを拡張しながらも、それに加えて、カメラメーカー、旅行・映像関係、保険といった幅広い企業様の展示、更には国・自治体、またそれらに絡めたアニメ・漫画の展示を行ったことにあります。こうした展示を行った理由は、東京カメラ部は「カメラがある暮らしの楽しさ」をひとりでも多くの方にお伝えしたいと考えているからです。
事実、今年の写真展には、東京カメラ部をご存じの方々やすでに写真やカメラに興味がある方々に加えて、機材としてのカメラ、旅行、映像、金融、国立公園、自治体、アニメ、漫画といった写真そのものではないものの写真と深い関わりがあることなどに興味がある方々も写真展に多数お越しくださいました。よって、これからもこうした取り組みは続けていこうと考えております。
最後となりますが、東京カメラ部は依然として小さな組織です。その影響力も大きなメディアと比べるまでもなく小さく、できることは限られています。そのため、この想いをどれだけ多くの方と共有できるかはわかりませんが、皆様のお力をお借りしながら、日々の東京カメラ部の運営や今回のような写真展や各地で開催しているインスタミートなどを通じて、ひとりでも多くの方にお伝えできるよう社員一同邁進してまいります。今後ともご支援を賜れますと幸いです。どうぞ宜しくお願いします。
2019年12月吉日
東京カメラ部運営代表
塚崎秀雄