東京カメラ部では、2013年、2014年に引き続き、2015年も5月から6月にかけて、渋谷ヒカリエ8階の「クリエイティブスペース 8/」にて写真展を開催しました。
今回は、会期を昨年の13日間から1.5倍の19日間に。また、展示スペースは「 8/」の「01 COURT」と「02 CUBE 1,2,3」に加え、「04 d47 MUSEUM」や「ヒカリエの一部フロア」に展示を増やすなど、昨年の3.6倍強に大幅に拡大しました。

前回に引き続き、カメラメーカーのオリンパス様、シグマ様、ニコンイメージングジャパン様、パナソニック様、富士フイルム様に加え、新しくカシオ計算機様、キヤノンマーケティングジャパン様、さらに、カメラメーカー以外でも、HGST様、エプソン様と、9社からのご支援いただきました。

規模もさらに大きくなった今回の写真展。累計6万1千人を超える方にご来場いただくことができました。

今回の写真展は、2014年に東京カメラ部とその分室に投稿頂いた約22万作品の中から選ばれた10作品「10選2014」を中心に、10選2014メンバー、そして、10選2013メンバー、10選2012メンバーによる新作、自信作を展示。さらに、コンテスト入賞者の方々の素晴らしい作品を140点展示しました。

写真展会場は、「02 CUBE 1,2,3」と「04 d47 MUSEUM」、

さらに「ヒカリエの一部フロア」。
今回展示した作品のプリントは、今回も富士フイルム様のご支援をいただきました。富士フイルム様の変わらずハイクオリティなプリントの仕上がりによって、写真を観ることの楽しさをより一層伝えることができたのではないかと思います。

「01 COURT」では、メーカー展示コーナーをご用意しました。メーカー展示コーナーは、会期前半5/27（水）～5/31（日）の5日間。こちらも短い期間でしたがたくさんの方にご来場いただくことができました。
ここでは、写真展会場の様子をご紹介します。
メーカー展示コーナーについてはこちらからご覧ください。

まずは、「02 CUBE 1,2,3」。
「02 CUBE 1,2,3」では、今回主役の10選2014の皆さんの作品を展示していました。
こちらは、2億人が選んだ10枚。10選作品のコーナー。

開場後は常に、たくさんの方でにぎわっていました。

親子でいらっしゃっている方。

作品ポートフォリオを手に取りじっくり見ていかれる方。

10選作品を始め、風景やポートレイト、動物の写真など、いろんなジャンルの作品を楽しまれていました。

気になる作家さんを見つけ、名刺やポストカードを手に取られる方。

写真撮影OKなので、お気に入りの作品を写真に収めていく方や、お連れの方と作品についての感想を話し合いながら見ていかれる姿もありました。

「02 CUBE 1,2,3」のポートフォリオコーナーには、10選2013、10選2012の皆さんのポートフォリオを展示。

さらに、 東芝さんからお借りした4K液晶テレビ「Z10X 50V」でのスライド展示も行いました。
50インチの大画面での展示です。その大きさと綺麗さに、多くの方が足をとめてご覧になっていました。

ポートフォリオコーナーの隣には、ご支援いただいているメーカーさんのカタログやパンフレットも配置。展示作品や撮影者の方のお話に感化され、パンフレットを手にとる方もいらっしゃいました。

カメラ機材への関心が高い方も多く、多数用意していたカタログやパンフレットも、会期中にはほとんどなくなってしまいます。

次に、「04 d47 MUSEUM」。
こちらでは、コンテスト入賞作品と、10選2013、10選2012の皆さんの作品を展示しました。

壁面には歴代10選の皆さんの力作が並びます。1点1点じっくり見ていかれる方。

作品に魅かれ、思わず写真撮影をする方も多くいらっしゃいました。

そして、天井吊りされているのは、今回のコンテスト入賞作品。
3月18日～4月21日の間に開催した、東京カメラ部2015写真コンテストの入賞作品です。「日本の47枚」をテーマにした各都道府県47点＋海外1点を展示していました。

ご自分のポートフォリオコーナーに、その土地に縁のあるものを展示されている方や

以前アドビさんと実施した、「東京カメラ部 オリジナルカレンダー企画」の6月の一枚を置かれている方も。

真剣な顔で作品を見ている学生や、来場者の方と作品や撮影のお話をする出展者の方。

会場内は会話が絶えず、とても賑やかな活気あふれた場となっていました。

さらに、入り口近くでは、今回主役の10選2014の皆さんの作品をスライドショーにして流していました。
こちらで使用させていただいた4Kモニターも、東芝様からお借りした、4K液晶テレビ「Z9X 84V」。84インチとなかなか体験できない大きいサイズで大迫力の映像を楽しむことができました。

メーカー展示ブースを展開していた写真展前半5日間には、このスペースでステージイベントとして写真家さんのトークショーを実施しました。
ステージイベントがない時は、休憩スペースとしてお使いいただきました。

写真展示は、「02 CUBE 1,2,3」と「04 d47 MUSEUM」だけでなく、「ヒカリエの一部フロア（1、2、6、7、11階）」にも、10選2014、10選2013、10選2012の皆さんの作品を展開していました。

どの会場も、年齢や性別、国籍を問わず、本当にたくさんの方が見に来てくださっていました。

今回も、渋谷ヒカリエ内でDMやリーフレットといった写真展のご案内を配らせていただいたり、東急東横線・田園都市線に交通広告を出していたりしたので、これらを見て来てくださった方も多かったようです。

渋谷ヒカリエ内で設置させていただいたポスターや東急東横線、東急田園都市線への交通広告などもこちらにまとめております。是非ご覧ください。

さらに、今回はテレビ取材もしていただきました。
めざましテレビ様に、「ナイスキャッチィ」というコーナーで取り上げていただきました。

また、Phile-web様には「4Kテレビによる写真展示」について取り上げていただきました。

写真展期間中は、恒例になっている先着の方へのノベルティプレゼントも行いました。

土日にはありがたいことに、開場前から行列もできました。
最終日には、前回の写真展で販売していた東京カメラ部バッグの抽選券もお配りしていましたので、それを目当てにきてくださっている方もいらっしゃいました。

今回もおかげさまで、渋谷駅直結の好立地な場所で開催でき、老若男女問わず、そしてカメラ愛好家やそうでない方を問わず、さらには東京以外でも全国からご来場いただき、幅広くたくさんの方に写真を楽しんでいただけるスペースをご提供できたのではないかと思います。

お越しいただいた皆様、ご協力いただいた企業様、そして出展者の皆様、本当にありがとうございました！