写真展を終えて

東京カメラ部2015写真展 in Hikarieは、東京カメラ部とその分室に投稿いただいた約22万作品の中から延べ2億人が見て選んだ10作品「10選2014」を中心とした140作品の合同個展です。

展示作品は、「10選2014」10作品に加えて、その10枚を撮影した「10選2014」メンバーの他の作品、「10選2013」「10選2012」メンバーの作品、そして3,000を超える作品の中から48作品のみが選ばれた東京カメラ部2015写真コンテスト「日本の47枚」入賞作品から構成されていました。そして、この選びぬかれた140作品を今年も富士フイルム様のご協力を得て最高品質のプリントに仕上げ、それらを渋谷ヒカリエの特別協力のもと渋谷ヒカリエ8Fを中心にヒカリエ各所に展示いたしました。

その結果、今年は、昨年の17,000名を大幅に超えて写真展としては驚異的な延べ61,000名の方々にお越しいただくことができました。改めて出展者の皆様にお礼を申し上げますと共にお越しいただいた方々にも感謝の気持ちをお伝えさせてください。

これだけ多くの方にお越しいただくことができましたのは、ひとえに出展者の方々の力ある作品、最高品質のプリント、会場運営や各種告知で協力をしてくださった渋谷ヒカリエの方々のご協力、写真展内のステージに登壇くださった写真家の方々の応援、大手カメラメーカー7社(オリンパス様、カシオ様、キヤノンマーケティングジャパン様、シグマ様、ニコンイメージングジャパン様、パナソニック様、富士フイルム様)の方々による支援のお陰です。本当にありがとうございました。

私どもは本写真展の告知で「努力は奇跡を起こせるのか?」を掲げて、その答えはこの写真展にあるかもしれないと書いていました。お越しいただけた皆様がその回答を見つけることができたかどうかはわかりませんが、写真展に61,000名もの方々にお越しいただけたことで、少なくとも「写真は奇跡を起こせる」と主催していた私たちは強く感じることができました。

東京カメラ部は依然として小さな組織ですので、できることは限られます。しかし、この「写真が起こす奇跡」を一人でも多くの方に感じていただけるよう、ネットを中心としながらもリアルでも皆様と交流をさせていただきながら、社員一同邁進してまいりますので、今後ともご支援を賜れますと幸いです。どうぞ宜しくお願いします。

2015年8月吉日
東京カメラ部運営代表
塚崎秀雄

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