開催日 : 2021年09月16日
協力 T&D保険グループ
東京カメラ部では、多くの企業や官公庁のご担当者さまから、フォトコンテストの開催に興味があるが、どのような効果があるかわからない、どのように実施してよいかわからない、あるいは、実施しているものの、応募枚数が集まらない、応募作品をPRに活用できない、炎上リスクが怖いなどを悩んでいらっしゃるお声をお聞きします。
また、コロナ禍の現在、クライアントさまにとって重要な「お客様とのリアルな接点」を持つことが難しいという状況下で、何に取り組むべきかをお考えの皆様への参考情報として、本対談を企画しました。
今回は、今年2021年もフォトコンテストを開催中の株式会社T&Dホールディングスのご担当者さまをお招きし、タイアップした東京カメラ部が聞き手となり、本フォトコンテストの目的、応募枚数を集める方法などのポイントや考察をお話しいただきました。
T&Dホールディングスは、太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命の生命保険3社などを擁する、T&D保険グループの保険持株会社です。
写真を通じて多くの人とつながり、感動の輪をひろげたいという想いから生まれた"Try & Discover”をテーマとしたフォトコンテスト。2018年から実施し毎年たくさんのご応募をいただき、今年2021年は4回目の実施となりました。
詳細な対談の様子は以下のとおりです。皆様の参考になれば幸いです。
登壇者
株式会社T&Dホールディングス
ソーシャル・コミュニケーション部 広報課
福井祐香子氏
- 大学卒業後、太陽生命保険株式会社に入社。支社営業業務等を経験後、株式会社T&Dホールディングスに出向。
- 現在は広報課にて、「T&D保険グループ」のブランド価値向上、グループ一体感の醸成を目的に、「Try & Discoverフォトコンテスト」を通じたグループブランドイメージの内外への浸透やグループ報などによるインナーコミュニケーションの強化に携わる。
聞き手:東京カメラ部株式会社
企画営業部 清藤史織
出演者紹介
まず、聞き手の東京カメラ部株式会社の清藤から自己紹介いたします。
大学卒業後、企業向けHR支援企業にて、クライアント企業の採用企画や組織・人材開発コンサルティング業務に従事した後、東京カメラ部株式会社に入社しました。
現在は、省庁・自治体・広域/地域連携DMO向けのSNSや写真を活用した誘客プロモーションや、SNSを用いた企業の商品プロモーション、ブランディング施策に携わっています。
本日はどうぞよろしくお願いします。
福井さま、自己紹介をお願いします。
福井氏:
株式会社T&Dホールディングス ソーシャル・コミュニケーション部 広報課の福井と申します。
私の自己紹介の前に、T&Dホールディングスについてご説明いたします。T&Dホールディングスは、生命保険会社などを子会社に持つ持株会社です。初めて聞いたという方もたくさんいらっしゃると思いますが、太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命の生命保険3社などを擁しています。
私は、大学卒業後、太陽生命保険株式会社に入社し、支社営業業務等を経験後、株式会社T&Dホールディングスに出向しています。
現在は広報課にて「T&D保険グループ」のブランド価値向上、グループ一体感の醸成を目的に、「Try & Discover フォトコンテスト」を通じたグループブランドイメージの内外への浸透やグループ報などによるインナーコミュニケーションの強化に携わっています。
本日はどうぞよろしくお願いします。
東京カメラ部のご紹介
今回の施策のお話をする前に、東京カメラ部をご存じない方に向けて、まず簡単に東京カメラ部株式会社をご紹介します。弊社が運営する「東京カメラ部」は日本最大級の写真好きが集まるコミュニティ、審査制の写真投稿サイトです。
主な特徴は、以下のとおりです。
- 世界中の写真愛好家の方から、毎日約4万作品をご投稿いただいている「東京カメラ部」アカウント。その中から素晴らしい作品を選び、毎日7作品を東京カメラ部のSNSアカウントでご紹介、昨年は延べ11億人の方が閲覧
- この運営ノウハウを活かし、日本政府観光局様、環境省様、浜松市様など地方自治体様、大手企業様の世界に向けた情報発信を支援。また、Twitter Japan様などSNSプラットフォーマー様からの仕事も受託
- 投稿写真は、日経ナショナル ジオグラフィック社様から写真集が発売されるほど、レベルの高い作品
- 幅広い業界でのフォトコンテストの実績多数。一括(企画、募集告知、運営事務局、審査/選定、賞品発送)で受託したフォトコンテストは160件超
T&D保険グループ×東京カメラ部
Try & Discover フォトコンテストのご紹介
東京カメラ部が企画から一括でお受けしているフォトコンテストは160件ほどございます。本日は成功例のひとつとして、T&D保険グループ「Try & Discover フォトコンテスト」をご紹介します。
本フォトコンテストは2018年から毎年続けておりまして、4回目となる2021年のフォトコンテストを開催中です。
2018年の応募数は21,849点、この時点でフォトコンテストの応募数として驚異的な数字ですが、2019年は33,399点、昨年2020年はなんと62,236点もご応募いただきました。
応募枚数が非常に多いのは、昨年はコロナ禍でも応募しやすいテーマだった(過去作品OK、家の中の作品もOK)ということと、コロナ禍でSNS全般の利用が増え、写真趣味層の方々が過去作品を整理して、レタッチし直して投稿されることが多かったからなのではと考えています。
このフォトコンテストをより多くの方に知っていただくために、T&Dさまではどのような取り組みをされていますか。
福井氏:他の企業と同様に、当社グループもWeb広告など広告出稿を実施しておりますので、(応募枚数への)その効果はあると思います。ただ、回を重ねるごとに過去の受賞者さんがご自身のSNSで「T&Dのフォトコンテスト始まったよ」という内容を投稿してくださっているのをお見かけしておりますので、SNS上の口コミの効果も大きいのかなと思っています。
フォトコンテストのチラシもお作りになって、営業現場で配っていらっしゃいます。
福井氏:はい。先ほどご紹介した太陽生命、大同生命は、営業担当者がお客様や代理店を訪問していますので、チラシを配ってもらっています。これも応募枚数増加に寄与しているのではと思います。
また、おととしの「東京カメラ部2019写真展」にもご出展いただきまして、この会場でもたくさんの方々にご覧いただけたのではないかと思います。
続きまして、昨年2020年の応募作品をご紹介してまいりましょう。
こちらが最優秀賞の作品、ムゲン童神(木村秀吾)さんの作品です。
優秀賞の作品はこちらです。
「Try」と「Discover」ということで幅広いジャンルの写真を投稿いただいています。
テーマと関連して、お子様の写真の応募も非常に多いですね。
また、このような風景写真も多く応募されています。
昨年は「特別賞」として新しい部門を設けて、昨年のフォトコンテストのメッセージに合った作品を選定いただきました。
この作品は、社員のみなさまからの反響も大きかったとうかがっています。
福井氏:そうですね。昨年のフォトコンテストは「今こそ写真でつながろう。」というメッセージでしたので、そのメッセージにすごくぴったりだっていうような声を頂いております。
こちらも「特別賞」の作品です。「おうちのなかで撮れる作品」ということをひとつテーマに設けました。
ブランディング施策としてのフォトコンテスト
T&Dさまは「ブランディング施策」としてフォトコンテストを実施されていますが、フォトコンテストの開催目的は、いくつかございます。
- 一つは「受賞作品の二次利用」。
高品質な作品を収集してPRに活用していきたいということ。 - 二つめは、「ユーザーさんからの魅力発信」。
SNSで発信することで、一方的にPRするのではなく、参加者が周りに対して情報発信をしていく仕組みを作れること。 - 三つめは、「ブランディング施策」。
T&Dさまのフォトコンテストでの重点的なポイントです。製品やサービス、会社のイメージを訴求していきたい、ということ。 - 四つめは、「SNS盛り上げ施策」。
SNSで何かしらキャンペーンを実施して、ファンのエンゲージメントを活性化したい、ということがあります。
T&Dさまでは「ブランディング施策」として「ブランドのイメージを訴求すること」を目的にフォトコンテストを実施されています。 このフォトコンテストでどのようなイメージを訴求したいとお考えになっていらっしゃるのでしょうか。
福井氏:
「T&D保険グループ」というと、「保険」なので堅いイメージがあると思いますけれども、より身近に感じてもらいたいと思いまして、「親しみ」、「愛着」といったブランドイメージを浸透させたいという思いでフォトコンテストを始めました。
始めるにあたっては当社グループの経営理念のキーワードで「Try」挑戦、と「Discover」発見、がございますので、その経営理念のもと人と社会に貢献するグループを目指していることから、「Try&Discover」をキーワードにフォトコンテストを実施しました。
みなさんの「挑戦」や「発見」の一瞬を、多くの人々と分かち合いたい、感動を共有したい、という思いで始めたフォトコンテストです。
「募集したい作品」が「発信したい企業のビジョン」になるということですね。
フォトコンテストは、「Try部門」と「Discover部門」のこの大きなテーマ2つで継続して実施しています。 今年2021年も同じく「Try部門」と「Discover部門」で実施しています。今年のテーマは、「1枚からしあわせをつくろう。」です。このテーマに込めた思いを教えていただけますか。
福井氏:
「Try&Discover」フォトコンテストは、このように私たちが発信したいメッセージを昨年から設定しています。昨年は「今こそ写真でつながろう。」、今年は「1枚からしあわせをつくろう。」です。
今年はT&D保険グループの経営ビジョンが刷新されまして
「保険を通じて、“ひとり”から、世の中のしあわせをつくる。
ていねいに向き合い、大胆に変えるグループへ。」
を掲げ、これを社内外に発信し伝えたい、という思いがありますので、今年はこの新しい経営ビジョンになぞらえたテーマ「1枚からしあわせをつくろう。」を設定しています。
写真を通じて、みなさんにしあわせを届けたいという思いも込めています。
「1枚からしあわせをつくろう。」が伝わる、ぴったりな作品には今年も「特別賞」が授与されます。
T&Dさまでは、「インナーブランディング」の施策として昨年社内での投票を実施されました。どのような目的で実施されたのでしょうか。
福井氏:
フォトコンテスト実施当初は、T&D保険グループのみなさんも応募してくれていたのですが、一般のみなさんの応募作品のクオリティが高すぎて、社員が応募を躊躇し参加が難しい、ということがございました。もっと当グループのみなさんを巻き込みたいということで、候補作品を見ていただく「人気投票」を実施することにしました。
せっかくフォトコンテストを実施しているので、もっと活用していきたいなと考え、東京カメラ部の協力で受賞候補作品を当グループ社員の方に見ていただく、ということを始めました。
「グループ内人気投票」は、具体的にはどのような方法で実施されたのでしょうか。
福井氏:当社グループ2万人のみなさんが参加できるようにしたいと考えまして、研修でよく使われているeラーニングのシステムを活用しました。そのシステム内で選んでいただいた写真の番号を投票していただくような形で、また、本社ビルには受賞候補作品を展示して、これなんだろう、と写真を見ていただくきっかけを増やしました。
eラーニングのシステムも活用されて、グループ全体の従業員のみなさまに参加していただきたい、という意思がバシバシと伝わってくるようなインナーブランディング施策になったのではないかと思います。社員のみなさまの反応はいかがでしたか。
福井氏:
応募された素晴らしい写真を見て、感動する、心温まる、という声や、応募者である撮影者の方に、このような写真を撮って応募してくださったことに感謝の思いを伝えたいという意見がございました。また、次回は自分も参加したい、という声も聞かれました。
コロナ禍で自粛が求められる時期に、癒やされる、旅行に行った気分になれて本当に癒された、というような意見をたくさんいただき、本当に実施して良かったなと思っています。
そのようなみなさまの反応をうかがえて、私もとても嬉しいです。ありがとうございます。
インナーブランディング施策としては、フォトコンテスト受賞作品をグループ向け社内報にも掲載いただき、たくさんの方にご覧いただけたのではないかと思います。
今年のフォトコンテストは、一般応募とは別に「社員からの応募」部門を受け付けています。狙いを教えていただけますか。
福井氏:
昨年、社員による投票を始めましたが、更なるグループ一体感の醸成を目的として「グループ役職員の部」という、グループ役職員に限定したフォトコンテストの応募窓口を設定しました。一般の方の受賞作品のレベルがとても高く、グループ社員がフォトコンテストの参加ハードルが高いと感じていて応募での参加が難しく、これまでは作品の鑑賞や投票といった関わりにとどまっていました。
今回「グループ役職員の部」を設けることで、自分たちの手の届くところにフォトコンの入賞があるんだと思って応募してもらえたら、というのが狙いです。
私も毎年応募作品を拝見していますが、非常にレベルが高い作品が集まっているという印象を持っています。
「グループ役職員の部」への、社員の方の反応はいかがですか。
福井氏:グループ内でも写真が趣味の方が多くいらっしゃって、募集開始直後に応募くださったりとか、グループ内だったらもしかしたら自分も受賞できるのではないかと思っていただけている方もいらっしゃることがわかりました。
「グループ役職員の部」は今年始めた新しい取り組みですが、結果が楽しみですね。
福井氏:はい。どんな作品が選ばれるか、今からとても楽しみです。
フォトコンテストについて
東京カメラ部のフォトコンテストのご紹介をします。
先ほど、フォトコンテスト実施の主な4つの目的をご説明しました。目的ごとに、テーマや適切な募集の方法についてご提案しています。
目的のなかで特にご評価いただいておりますのが、「ユーザーさんからの発信」。先ほど福井さまからもお話がありましたが、一般の方が「今年もT&Dのフォトコンテストが始まった」と投稿されることでPRになっていく仕組みです。
「ブランディング施策」は今回のフォトコンテストでT&Dさまが意識して取り組まれていますが、商品に関するイメージ、企業のメッセージを発信していただくという点でも役立てていただいています。
もうひとつ「SNS盛り上げ施策」。今年、T&DさまもInstagramアカウントを立ち上げられました。立ち上げの目的や目指すところについて、お聞かせいただけますか。
福井氏:Instagramのアカウントをお持ちの方は、ご自身の写真を投稿してみなさんに見ていただきたいという方もいらっしゃれば、きれいな写真を見たい、という方も多くいらっしゃると思います。そういう方にT&D保険グループを知っていただきたいと立ち上げました。
T&DさまのInstagramアカウントでは、これまでのフォトコンテストの受賞作品をご紹介されています。今後もコンテストの作品を紹介していくような形で運営されていくのでしょうか。
福井氏:このアカウントは「フォトコンテストに特化したアカウント」という位置づけですので、受賞作品や応募作品のご紹介を通して、企業のブランドイメージである親しみや愛着を浸透させていきたいと考えております。
SNS運用について、色んな企業からお聞きするのが「投稿する素材がない」というお悩みです。T&Dさまは、これまで毎年フォトコンテストを実施されて応募作品をお持ちですので、その点に関してのお悩みはないのが強みですね。
フォトコンテスト企画から運営までの全体の流れは、以下のとおりです。
「企画」から「特設サイト制作」のプロセスでは、フォトコンテストの「テーマ」や「目的」をクライアントさまと弊社でしっかりと擦り合わせるということを重視しています。
フォトコンテストの「募集期間」は1ヶ月から3ヶ月位のケースが多いですが、長いほうが応募枚数が増える傾向がございます。
締め切り後の受賞作品を選ぶ「審査」。東京カメラ部では「審査」が終わった後に受賞候補の「本人確認作業」をしっかりと実施しておりまして、盗作ではないか、写真が合成されている場合は問題がないかなどのチェックを行っております。
応募枚数をたくさん集めるにはどうしたらよいか、というお悩みもよく聞かれます。
こちらに弊社が考える、応募枚数を多く集めるための要素をまとめました。
まずは、「応募ハードルを低く設計する」。例えば、応募しやすいテーマの設定、Instagramで投稿するだけで応募できる、応募期間の長さ、応募枚数に制限がない、など。
次に、「参加したくなる設計」。賞品が魅力的、審査員が魅力的、大手フィーチャーアカウントとの共催、など。
T&Dさまの場合は「参加ハードルを低くする」という観点では、テーマが応募しやすいことが、非常に効いているのではないかな、と考えていますが、実際に集まった作品をご覧になって、この点いかがですか。
福井氏:
テーマが「Try」と「Discover」で幅広くとらえてもらえ、例えば、電車、風景、ポートレートなど、どのジャンルにもあてはまるので、幅広いジャンルの方から応募いただけているというのが発見でした。
社内での投票の声も、子供の写真、風景の写真、動物の写真など、この写真が好きだった、この写真を気に入ったなど、その人それぞれの心に刺さる写真があるのだなと思いました。
なるほど。弊社でも多くのフォトコンテストを受託/実施していますが、これだけ幅広いジャンルの写真が集められているのは、T&Dフォトコンテストの強みだと思います。
このように、テーマを広く設定することが応募ハードルを下げるポイントです。
そして、賞品もポイントです。賞品の考え方は、大きく分けて「金銭・モノ」、「名誉」、「特別な体験」がございます。
T&Dさまの場合は、賞品としてギフト券をご提供されていますが、それ以外に「東京カメラ部2019写真展」でのT&Dさまご出展ブースに展示されることで受賞作品を多くの方にご覧いただける機会をご提供されました。
「東京カメラ部2019写真展」にご出展いただき、ありがとうございます。受賞作品を展示されていかがでしたか。
福井氏:個人的な私の感想として、写真展の当社ブースに受賞者さまがお越しくださって、直接お話しできる機会があったのでよかったのと、そして東京カメラ部のファンの多さに驚きました。レベルの高い東京カメラ部の写真展にT&Dグループのブースを設けられたことで、当社のフォトコンテストの格も高まったかな、と思っています。
ちょうど「東京カメラ部2019写真展」期間中に、T&Dさまの2019年のフォトコンテストが開催中でしたので、会場の展示作品をご覧になって応募された方も多くいらっしゃったかと思います。
「審査」プロセスは、すべてオンラインで完結します。応募作品として投稿されたものは、自動的に弊社システムに格納され、審査員はそのシステムにログインし審査します。
複数の審査員による審査も可能で、それぞれがお気に入りの★をつけたり、★の数で検索したりというような審査に必要な機能が多く揃ったシステムを利用しての審査となります。
また、フォトコンテストをご検討される際にクライアントさまが気にされるのが「炎上リスク」です。特に、盗作の写真を入賞させてしまうリスクに注意を払う必要があります。
東京カメラ部では、受賞確定前に、受賞候補作品の撮影者に写真を撮ったままのオリジナルデータ(RAWデータ等)を提出いただくことにより、ご本人の撮影であることを確認しています。
官公庁や大手企業のフォトコンテストでは、特に丁寧にこのリスク対策をされることをお勧めします。また、レタッチしすぎの写真、マナーに違反して撮影された写真などは、弊社審査の段階でふるいにかけておりますので、このようなリスクも回避できます。
T&Dさまで、審査プロセスで困った点、ご議論された点などありましたでしょうか。
福井氏:写真に関しては、先ほど東京カメラ部が話したとおり炎上リスクをしっかり見ていただいていますので、その点は安心して審査を進めることができました。
フォトコンテスト後の展開
次に、フォトコンテスト終了後、どう展開していくかについてお話しいたします。
受賞作品を、例えばSNSに投稿したり、広告に使っていただいたり、写真展で展示したりというような活用以外に、受賞者の方とのつながりを活かしておられるクライアントさまもいらっしゃいます。例えば、受賞者に旅をしてもらって撮影術を記載したコンテンツページを作成する、アンバサダーとして写真を投稿していただき提供していただく、というような連携した取り組みが増えています。
T&Dさまでは、どのような展開をなさっていますか。
福井氏:T&D保険グループのPRのために、受賞作品を活用し付箋を作りました。当社グループでは、企業キャラクターなどは設定しておりませんので、企業イメージをあらわした受賞作品を活用してこのようなグッズを制作しています。イベントだけではなく、当社グループ社員にも一人一部配布して、社内外でのブランドイメージの浸透につなげていっております。
T&Dさまのフォトコンテストは開催中です。よろしければみなさまぜひご応募ください。本日はありがとうございました。
関連リンク
「Try & Discover フォトコンテスト2020
~今こそ写真でつながろう。~」受賞作品
「Try & Discover フォトコンテスト2019」受賞作品
https://td-holdings.tokyocameraclub.com/contest2019/results/「Try & Discover フォトコンテスト2018」受賞作品
https://td-holdings.tokyocameraclub.com/contest2018/results/東京カメラ部フォトコンテストサービス
https://tokyocameraclub.com/photoconsupport/東京カメラ部フォトコンテスト実績紹介
https://tokyocameraclub.com/photocontest/