九州
【熊本】世界最大級のカルデラがみせてくれる絶景
2025.04.21
「阿蘇くじゅう国立公園」と言えば、ドライブコースとして一度は耳にしたことがあるスポットですよね。
とはいえ、「阿蘇くじゅう国立公園」は広大でいろんな景色を楽しむことができるのをご存知でしょうか。
その中でも私のおすすめは、''杵島岳''から見える景色です。杵島岳は標高1326mで、3,500年程前に火山活動によってできた火山です。阿蘇山を構成する山の一つで、高岳、中岳、根子岳、烏帽子岳、杵島岳の5つの山で構成された「阿蘇五岳」の一座でもあります。草千里駐車場から徒歩で1時間程で、登山道には階段が整備されており、初心者でも気軽に登山を楽しむことができます。
山頂からは、草千里ヶ浜や阿蘇中岳、米塚など、さまざまな角度からの景色に出会えるでしょう。
撮影時のコツ、マナー
人物を入れることによって阿蘇のダイナミックな姿をより表現できると思います。また、高い所からの眺めなので、ズームを使って面白い地形を探してみましょう!
季節はもちろんのこと、時間帯でも大きく異なってくる阿蘇の景色、それも含めて楽しんでいただけたら幸いです。
また、この山は比較的登りやすいコースですが、冬場は想像以上に冷え込むことがありますので、防寒対策はしっかりして行きましょう。ペットボトルなどのゴミは必ず持ち帰りましょう。ひとりひとりの心がけが、美しい自然を守る''プラス''になります。
撮影機材について
1枚目:Nikon Z9 + NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
2枚目:Nikon Z9 + NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
3枚目:Nikon Z9 + NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
山頂では雲の動きにともない、光の差し方があっという間に変わることもあります。そのため、レンズ交換の手間や、機動性を優先して、撮りたい時にすぐにシャッターを切れる状態でいたい。そこで、広角側から望遠までカバーする NIKKOR Z 24-120mm f/4 S を使用して撮影をおこないました。
120mm よりもう少し寄りたい時には高画素機のボディZ9に依存し、積極的にクロップ撮影時(APS-C 180mm相当)をしています。
アクセス情報
草千里ヶ浜駐車場
熊本県阿蘇市永草
(駐車場料金 1日/ 500円)
※2024年7月16日より、料金徴収がカメラ式に変わりました。帰りの際に精算機にて精算を。
マップコード
256 456 770*14
九州自動車道 熊本ICから車で約1時間
写真家紹介
平野はじめHajime Hirano
自分探しの渡米にて写真に目覚め、帰国後舞台撮影などを経て独立。
故郷佐賀の麦の生命力に魅了され、"麦グラファー®︎"にて商標登録。
「廃にでさえ美は存在し、目に見えるものがすべてではない」この視点は、ドローンやストリートスナップ、建築物など私の撮影スタンスにつながる。
メディア出演、モデルとしても活動しつつ 佐賀市公認観光アンバサダーリーダーも務める。
・2024年 東京カメラ部 日本写真100景 四季(佐賀・長崎・大分)受賞
・2023年 ソニー ワールドフォトグラフィーアワード 日本部門賞 第1位
・2024年 ソニー ワールドフォトグラフィーアワード 日本部門賞 第2位
・2025年 ソニー ワールドフォトグラフィーアワード 一般部門「LIFESTYLE」 第1位 など



