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北海道 美幌町(びほろちょう)美幌峠(びほろとうげ)「冬の雲海と日の出」

美幌町・美幌峠の「冬の雲海と日の出」の作品
美幌町・美幌峠の「冬の雲海と日の出」の作品
美幌町・美幌峠の「冬の雲海と日の出」の作品

北海道 美幌町(びほろちょう)美幌峠(びほろとうげ)」にて撮影。

一般的に雲海は寒暖差が大きい時期に発生しやすいが、厳冬期には条件が揃わないと見ることができない光景だ。
雲海の下に広がる屈斜路湖は、日本最大のカルデラ湖で周囲を山々に囲まれているため、湖上に冷気が溜まりやすく雲海が発生しやすい条件が整っている。
特に夏〜秋にかけては撮影目的で訪れる方が多い場所の一つでもある。

特に朝日が昇る瞬間は、雲海がオレンジ色に染まるところから始まり、その後刻一刻と変化する光景は目を離すことができない。

美幌峠は道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」が併設されているためアクセスも容易で、休憩やトイレの心配をすることもなく気軽に訪れることができる撮影スポットのひとつ。

撮影時のコツ、マナー

撮影を行う際は、超広角レンズを使用し屈斜路湖全体とその奥にある斜里岳や十勝岳まで全体を捉え広大な光景をダイナミックに切り取る方法や、雲海が発生しているタイミングでは、望遠レンズを用いてうごめく雲海を切り取る方法も効果的なのでチャレンジしたい撮影方法。
異なるレンズを駆使して、多彩な視点からの撮影を楽しめるのがこの場所の魅力である。

撮影機材について

1枚目:SONY α7R V + FE 12-24mm F2.8 GM
2枚目:SONY α7R V + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
3枚目:SONY α7R V + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

1枚目は、屈斜路湖全体を画角内に収めるために超広角レンズを使用しました。2枚目は、圧縮効果を活かして遠景を強調するために望遠レンズを使用。3枚目は、印象的な部分をクローズアップして表現するために、同じく望遠レンズを選びました。

アクセス情報

美幌峠
北海道川上郡弟子屈町屈斜路

マップコード
638 225 487*14

十勝オホーツク自動車道 北見東ICから車で約55分

写真家紹介

谷田 洋史プロフィール写真
谷田 洋史Hiroshi Tanita

北海道の風景を中心に撮影活動を展開。
テーマは 「paradise on EARTH “Hokkaido”」。自然は、ごく稀に想像を超える奇跡のような光景を見せてくれる。「見たことのある風景の、見たことのない瞬間」を切り取るため、地球の楽園ともいえる北海道の大地を駆け巡り、その一瞬を作品として表現し続けている。