「なぜ、ひとは写真を撮るのだろう?」全世界で年間3,750億枚、毎秒12,000枚近くの写真が2011年には撮影された※1という。2011年の1日間に撮影された枚数は1930年の1年間に撮影された枚数と同じということだから驚くべき撮影回数だ。そんな数千億枚の中で、1億人※2が見て感動した10枚の写真がある。著名人が撮影した10枚ではない。話題のアイドルが被写体の10枚でもない。満員電車で通勤する普通の人々が撮影した10枚だ。何のコネもない。作品の持つ力だけで人の心を動かし、選ばれた10枚。そんな10枚とそんな10枚を撮った10人が撮った作品をふくむ約80点が渋谷ヒカリエにある。その中に「なぜ、ひとは写真を撮るのだろう?」への答えがあるのかもしれない。
※1: How many photos have ever been taken? (1000memories)
※2:東京カメラ部がタイムラインで紹介している作品の2013年延べリーチ(閲覧者)数110,067,205人(Facebookインサイト)に基づく

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