写真展を終えて

東京カメラ部2014写真展 in Hikarieは、2013年に東京カメラ部とその分室に投稿いただいた約10万作品の中から延べ1億人が見て選んだ10作品「10選2013」。いわば「1億人が選んだ、10枚。」を中心とした79作品の合同個展です。

本写真展では、「10選2013」に加えて、その10枚を撮影した「10選2013」メンバーが撮った新作、自信作、「10選2012」メンバーの作品、そして2,000を超える作品の中から20作品のみが選ばれた東京カメラ部2014写真コンテスト入賞作品を今年も富士フイルム様のご協力を得て最高品質のプリントで仕上げて渋谷ヒカリエ8Fに展示いたしました。

出展者の方々の力ある作品、最高品質のプリントに加えて、開催期間を昨年の2日から13日間に大幅に伸ばし、会場も外苑前から渋谷ヒカリエに変更をした結果、13日間合計で延べ17,000名を超える方にお越しいただき、会場は連日多くの方で大賑わいとなることできました。

改めて出展者の皆様にお礼を申し上げますと共にお越しいただいた方々にも感謝の気持ちをお伝えさせてください。また、今回、開催期間と会場を変更することができたのは、大手カメラメーカー5社(オリンパス様、シグマ様、ニコンイメージングジャパン様、パナソニック様、富士フイルム様)のご協力のお蔭です。ありがとうございました。

私どもは本写真展を通じて改めて写真が持つ力を強く認識するとともに、ネットに留まらずリアルで写真展を開催して交流することの大切さを深く再認識いたしました。来年も今年に負けないような写真展を開催したいと考えております。

また、年一回の大規模写真展に加えて、もう少し気軽に写真展を開催できるようにいたします。具体的には、プロアマを問わず東京カメラ部で活躍してくださっている方々を中心に小規模ではありますが作品を展示できるスペースを東京カメラ部として提供できるようにギャラリーを開設します。こちらについては詳しくは別途ご報告をさせていただきます。

残念ながら私どもはまだまだ小さい組織ですので出来ることは限られますが、ネットを中心としながらもリアルでも皆様と交流をさせていただき、引き続き「カメラのある暮らし」の楽しさをより多く、より深く皆様と共有、拡散することが出来ればと願っております。

今後ともどうぞ宜しくお願いします。

2014年8月吉日
東京カメラ部運営代表
塚崎秀雄

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