本職を別に持ち、休日などに細々と趣味の写真活動を行っている私にとっては、この非常に大きな写真展に参加させてもらい、個人では到底のぞめないほど沢山の方々に写真を見てもらう機会を頂くことは、本当にありがたく、また刺激になりました。特に今年は、参加者のなかで写真を生業としてたり、またその決断をされた方、写真へのコミットを増やされた方も多かったそうで、展示写真にもその傾向が見られたように思います。磨かれ、鍛えられて、ますます”強く”なった堂々たる展示写真の数々に、正直言うと私は気圧されました。ああ私も頑張らねば、と焦り反省(ちょっと奮起)した一方で、あくまでも私的で個人的な趣味写真を、自らの生活と折り合いをつけつつ心穏やかに続けていく道を探すこともまた、大事なことかもしれないな、という感想も持ちました。自分の写真のあるべき形を、少し考えてみようと思います。ありがとうございました。
「さっそく見に来ました。」というメッセージと共に、見覚えのある桜の写真が送られてきました。写真展在廊中の事です。送り主は前日に写真展に来られていたご夫婦で、写真の桜はまさに私が展示していた中綱湖の桜(長野県)でした。写真を見て喜んでいただくだけではなく、実際にその場所に足を運んでほしいという思いが強い私にとって最高に嬉しい出来事でした。これも「東京カメラ部」という作品発表の場があるからこそです。日々の運営、写真展開催、心より感謝いたします。写真を見てくださるみな様にも心より感謝いたします。「ここに行ってみたい!」と思っていただける様な写真をたくさん撮れる様に、これからも楽しみながら頑張っていきます。