私はなぜ写真を撮るのか。そもそもの入口が多くの方と違う私にとって、今年の写真展は自分の立ち位置をはっきりさせる非常にいい機会でした。 「地域を写真を通じてどう発信し、発展させるのか」。 元々地元・鳥取県でそのことをはじめ、それが大きな形と結果になり、全国での事業展開に至ってきた現在。 私の使命は、地域活性における写真の活用と実績作り。そして写真というツールの新たな産業の確立。そのための一つの発表の場だったと考えています。私の夢は、写真を活用し疲弊する地域を元気にすること。写真家というポジションが、そうした世界の中で大きな役割を果たせるよう、今後は撮るだけでなく、撮ったものをどう生かせるを考え、多くの仲間とともにその夢を形に変えていければと考えています。最後になりますが、このようなステージをご用意いただきました運営側のみなさまには心より感謝申し上げます。
本年もヒカリエという絶好の立地条件、場所で自分の写真が展示されたこと、とても幸運に思い、深く感謝いたします。また、エプソンのブースでも展示採用いただき、こちらも併せて御礼申しあげます。多くの方々に自身の写真を見ていただくことはこの上ない喜びであり、またご意見を頂戴する貴重な機会となります。決してネットのみで完結することなく、こうして展示を行えることに大きな意義を見出します。こうしたことの繰り返しにより、より自身の写真が強く鍛錬されていくのではないか、そのように考えます。来年もさらによりよい展示が出来るよう、とにもかくにも撮影を継続することが第一条件となります。人さまに見られて恥ずかしくない展示、これが最低条件ですが、ここをしっかりクリアすべく、引き続き精進して参ります。引き続きどうぞよろしくお願い申しあげます。