作品提供:島崎 守さん、平林 裕さん、増田興次さん、株式会社JTB(順不同)
2024年10月4日 から 2024年12月17日まで開催した
「#伊勢湾岸de撮り旅フォトコンテスト」へ
たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
素晴らしい作品の中から選ばれた入賞作品と、
入賞者のコメントをここに発表いたします。
四日市に大雪予報が出たので駆けつけた夜。到着してみたら良いお天気で今夜は空振りかと思っていると雪雲がモクモク。あっという間に雪景色になりました。かつて神殿と呼ばれたプラントのあった四日市の定番スポットです。プラントは解体されてしまいましたが、特別な一枚を撮ることができました。
四日市市といえば工業地帯のイメージが強いですが、実は茶畑があり「伊勢茶」として栽培されています。茶畑の向こうに工場群が並ぶ風景が広がり、産業と農業が共存する四日市ならではの景色を映し出しています。伝統と近代化が交差するこの風景は、四日市の多様な魅力を物語っています。
昨年から花火撮影に夢中になり愛知県や三重県の花火大会に出かけた、どこで撮った写真か分かることを意識して花火が打ち上げられる場所を確認して場所の選定をしています、今回の写真は工場夜景と花火を共演する事を意識しました。
聚楽園の大仏様は子どもの頃から気になっていたものの車窓からしか見たことがありませんでした。ある日、写真の仲間にすごくいいよと勧められ紅葉と大仏様を撮りに行くことに。駐車場から坂道を足早に登るがなかなか見えてこない。まだか?まだか?とカメラを持つ手にも力が入る。そしてご対面!樹々の間から美しいお顔が観えた瞬間に撮った1枚です。紅葉には少し早かったようですが素晴らしい大仏様を拝めて本当に良かったです。
飛島ふ頭は名古屋港最大のコンテナ物流拠点でガントリークレーンの荷役威力は絶大なものがあります。飛島村は美しい工場夜景を大勢の皆さんに知って頂くため、クルーズ船を時々運行させています。本写真は小生がクルーズ船から撮影したもので、海から飛島村を見させて頂きました。
名古屋港に架かるトリコロールカラーの斜張橋3橋のうちのひとつ、赤い名港西大橋です。他の2橋と異なり、橋桁上の高速道路の上下線が分離しており、平行に主塔・橋脚が並ぶ姿が壮観です。この辺りに雪が降るのは年間数日程度なので、天気予報を見て慌てて撮りに行きました。
夜明けの時、静寂と霧が織りなす四日市の工場風景。淡い朱色に染まり始める空の下、工場群と森が幾重にも重なる影となり、幻想的なレイヤーを描き出します。その奥行きと静謐さは、神々しさすら感じさせる世界です。刻一刻と変わる光と影の重なりが、毎回ここは撮影を楽しませてくれます。