東京カメラ部10選

10 Viral Photographs of 2023

東京カメラ部10選とは?

東京カメラ部が運営するSNSにてシェアした写真の中で、各カテゴリー内でクチコミ度*が高かった写真とその写真を撮影されたかたです。
シェアは東京カメラ部とその全ての分室に投稿いただいた作品を対象に基本毎日7作品程度行っています。

※クチコミ度:「リーチ」数に対する「話題にしている人」の割合。投稿がFacebook内でどれだけ拡散したかを表す指標です。

2024年 東京カメラ部 10選メンバー

Yuya Maekado (@yuya_5dmark4)岸本 健aki@kenta_soyoungゆ〜とび
Takahito Yagami土肥美帆YASUTOtomosakiKeiko

Yuya Maekado (@yuya_5dmark4)、岸本 健、aki、@kenta_soyoung、ゆ〜とび
Takahito Yagami、土肥美帆、YASUTO、tomosaki、Keiko

10選写真紹介

東京カメラ部の2024年と東京カメラ部10選2024について


東京カメラ部2020写真展

東京カメラ部の2024年について

私たち東京カメラ部は「感動共有による寛容な世界の実現」をビジョンに掲げて、その実現のために「世界中のクリエーターに自由な発表の場をご提供すること」をミッションの一つとしています。

その「自由な発表の場」である東京カメラ部写真展は、昨年の2024年に12回目を迎えました。

展示作品は、「10選2023」に選ばれた作品に加えて、その作品を撮影した「10選2023」メンバーの他の作品、「10選2022」から「10選2012」までの各メンバーの作品。また、日本全国の名勝地、観光業の支援も視野に入れたフォトコンテスト「日本写真100景<四季>2024」の入選作品や、組写真部門「東京カメラ部3×3組写真コンテスト2024」の入選作品など、合計約1,123作品の展示を行いました。更に、動画クリエイターの方々に向けて開催した動画コンテスト「Tokyo Camera Club Movie Creators Award 2024 at Hikarie」の入選作品や前年度入賞者による動画作品の展示を行いました。

この結果、9月下旬の4日間という短い会期中に、20~30代の若い方々を中心に延べ約1.5万人の方々にお越しいただきました。

東京カメラ部としても、大手カメラメーカーさんを筆頭とした、自動車、IT企業、観光業、消費財メーカー、金融、省庁、自治体のSNS運営やイベント、キャンペーンなどのお手伝いを多数させていただくことができた一年でした。


東京カメラ部10選2024について

弊社のビジョン、ミッション、それらに基づく写真のチカラを活かした地方創生、被災地支援、写真マナー問題への取り組みなどを評価いただけたのか、今現在も東京カメラ部は成長を続けています。東京カメラ部とその分室は、ファン総数575万人を超えて、多くの写真愛好家の方々から、延べ6500万を超える作品を投稿いただいております。

これら6500万作品を対象として2024年に東京カメラ部がご紹介した写真から閲覧者の反応率などをもとに選ばれた作品が東京カメラ部10選2024です。

東京カメラ部10選2024に選ばれた方々には、例年同様に自身の写真を大型プリント、裏打ち、額装をしてプレゼントいたします。そして、「東京カメラ部2025写真展」(詳細未定)にて10選に選ばれた作品に自信作・新作を追加し、合同個展として展示させていただきます。

「東京カメラ部2025写真展」は今回も会場でプリントを展示して、みなさんと集まり、交流し、多くのお客様を迎える…。そんな場をご用意するべく取り組んでおります。

世界中で交流が進み、革新的技術が生まれ、コンテンツは溢れ、わたしたちの価値観は多様化の一途を辿っています。そして、こうした異なる価値観の誕生は、新たな進化の芽となりますから、本来であれば、本当に幸福な時代のはずです。しかし、異なる価値観の誕生は、従来の価値観を信じる方々からすれば恐怖や違和感を覚えるものともなるため、分断の種にもなります。歴史に学び、相互の権利を尊び、寛容性を保ち、慎重に時間をかけてすすめればよいのでしょうが、残念ながら、未だにわたしたちは「正義」の快感に勝てないようで分断の道へと進みつつあります。

そんなわたしたちを、言語の壁を超えて「つなぐチカラ」が、カメラにはあります。世界中の撮影者が実世界を写した写真や動画を見ることで、わたしたちはこの世界そのものの存在や、それを切り取る価値観の多様性が、わたしたちの暮らしをどのように豊かにしてくれるのかを、感動を通じて再認識できるからです。

こうしたことから、「カメラは記録する道具であり、表現するパートナーであり、世界をつなぐ希望でもある」と、東京カメラ部は考えます。そして、この類まれな価値を持つ「愛おしい道具」であるカメラ。そのカメラで生まれた作品の「自由な発表の場」を提供することを通じて、世界をつなぎ、「寛容な世界の実現」に向けて少しでも進んでいければとわたしたちは願っています。もし、よろしければ、こんな東京カメラ部を引き続きご支援いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。


2025年3月吉日
東京カメラ部運営代表
塚崎秀雄

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Yuya Maekado (@yuya_5dmark4)

満開の桜に降り積もる雪のことを桜隠しといいます。数年に1度、もしやそれ以上の偶然が重ならないと見ることの出来ない風景のなか、会津鉄道がやってきました。
岸本 健

僕の住んでいる新潟では5月の初め頃から田んぼに水が張られ、水鏡のように美しいリフレクションの景色を見ることができます。この時期の日の出前、4時20分から4時50分の空の色の移り変わりがとても美しくて大好きです。夜明け前の綺麗な空、水鏡にも映し出された美しい階調、まだ沈んでいなかった三日月を眺めながら写真を撮りました。
aki

野生生物の撮影で1番難しいのは距離感だと思う。ヒトの言葉が通じないからこそ、彼らの世界にお邪魔させて頂いている気持ちを忘れず、敬意を払い、目の前に広がる尊い命の鼓動を撮り続けたい。
@kenta_soyoung

湘南で撮影。まるで素晴らしい夕景の中で、シンガーソングライターさんにジャンプをしてもらい天国の様な美しさとその喜びを表現してもらいました。
ゆ〜とび

無風のおかげで綺麗にリフレクションした夕日の中に、ハマシギという野鳥を入れることができました。 あまり主役にならないシギをこんなにかっこよくシビレル姿に収められて大満足です!
Takahito Yagami

足立の花火を撮影するためにスカイツリーの展望台で構えていると、雷雲が近づいてきて花火大会は中止になりました。狙いを雷に変えると恐ろしい稲妻がたくさん写りました。花火どころではなかった…
土肥美帆

浮世絵に登場する猫のように妖しさの中にもユーモアが感じられるような作品づくりを心がけました。猫って、何を考えてるのか本当にわからないのですが、愛猫家じゃない方にも、猫の魅力が伝われば嬉しいです。
YASUTO

おばあちゃんの写真を残したいと、撮影をはじめて、飼い犬の柴犬の福ちゃんも、一緒に撮ろうと、2018年の4月からは、ふたりで撮影しています。ふたりの作品をみて、家族を撮影する方が増えるといいなとゆう想いもこめながら、撮影しています。
tomosaki

夏の始まりを告げる暑さの中、今までに見たことのないほど大きな入道雲に出会いました。夏の猛威に怯えながらも、どこかワクワクしていたこの日は「今年も最高の夏にしてやる」という思い込めて、撮影しました。
Keiko

世界遺産である中尊寺の一角にある弁財天堂。カメラマンに大人気のよく見かける定番構図です。この日は紅葉、リフレクション狙いで行ったのですが、それにプラスで光芒、蒸気霧というベストコンディションに恵まれました。そして紅葉がまだ半分だったせいか奇跡的にカメラマンは誰もいなくて貸切という環境だったためにこの贅沢な風景に子供達をフレームインすることができました。沢山のミラクルのおかげで撮れた1枚です。