ボツワナ、チョベ川の象たち。水中をゆっくり歩むその姿は神秘的で、濡れた部分と乾いた部分の色の対比はまるで、自然が描く壮大なアートのよう。沈みゆく太陽が見守る静かな歩みは、息をのむ程の詩的な美しさです。なるべく手付かずの自然を守り続けるボツワナ。当コンテストのテーマ通り、私はこの地を再訪したのですが、その際も変わらぬ圧倒的な大自然が出迎えてくれました。このかけがえのない生命の営みが、ずっと続いていくことを願っています。

人々が活動を始める前の時間帯。路地の先に見えるのはフィレンツェを代表する建造物、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。街の静寂と存在感あふれる壮麗な建築美の対比がまさに”異国”を感じさせる一枚です。

美しく賑やかなドレスデンのクリスマスマーケット会場の隅に、ひっそりとたたずむ幌の影から煌々と漏れ出る灯りを見つけました。覗いてみるとそこは占い師の館。まるで中世ヨーロッパの物語から飛び出てきたような世界観に遭遇し、息を吞みながらこの幻想的な一瞬を切り取りました。

美しい海に浮かぶ小さい島「ジープ島」。この島ではビーチで眠ることができる。美しい星空を眺めながらの就眠はとても心地よく、再びこの島に訪れたいと心から願っている。

イギリス留学から帰国する直前、初めて現地で出来たカメラ友達とこの場所へ撮影しに行きました。こんなに美しい景色が眺められる場所があったこと、雨の多いロンドンでは珍しい夕焼けにこの日出会えたこと、これらはまさに僕にとって「Unexpected View」でした。