2024年8月1日 から 2024年9月30日まで開催した
「OM SYSTEM PHOTO CONTEST 2024」へ
応募総数 約16,000点とたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
素晴らしい作品の中から選ばれた入賞作品をここに発表いたします。
ノビタキが、一面に広がった蕎麦の花畑で縦横無尽に飛び回る姿を、目を凝らしながら必死で連写し、追い続けてなんとか撮れた一枚です。
撮影機材:
OM-1
+ M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
多くの登山者が憧れる大キレット。槍ヶ岳から北穂高岳を結ぶ難易度の高いこのルートを雲のヴェールは軽々と越えていく。
撮影機材:
OM-D E-M5 Mark III
+ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
この年のコスモス畑での撮影はこのラッピング部分だけを追いかけました。やはりコスモスにはピンクのボディーが似合います。ラッピングのテーマは「春」なのですが、個人的には一番コスモスに似合う近江鉄道の車体だと思います。現在は開催して頂けなくなったこの場所でのコスモス畑のイベントですが、最高の思い出の一枚になりました。
撮影機材:
OM-D E-M1X
前日までの記録的な大雪。どんよりとした空模様が一転、撮影直前に一瞬にして雲が晴れた。山を被写体にするとよくあること。薄暮のころ、富山の海に浮かぶ女岩に気嵐が湧きたっていた。背景には堂々と聳える厳冬期の剱岳、ピンクに染まるビーナスベルト。狙った以上の偶然が重なった瞬間を撮影。女岩と剱岳の両方を中心に配置することができる撮影場所を意識した。
撮影機材:
OM-D E-M1 Mark III
この橋を渡るとそこは3000m級の頂へ続く登山者の世界。ですが頂上は既に冬。夏は濃い緑で歓迎してくれる木々が秋は燃える様な紅葉で世界を隔てる門の様に感じられました。
飯山市内の更に奥の小さな集落の伝統的なお祭りです。見所は大天狗が2m50cmにも及ぶ大松明を抱え振り翳し躍るシーンです。目の前で行われるので火の粉は目前まで飛んできますが、この火の粉が降り掛かると縁起が良いと言われています。松明の炎は神がかっており見る者を圧倒致します。平和と五穀豊穣を願う昔から愛されて来た祭事なのだと観覧して熟思しました。大松明の荘厳なシーンを感じていただければ幸いです。
厳冬かつ強風が吹き付ける場所に力強く立つ木を見つけました。幹には強風に晒されたであろう樹氷の形が見られます。そのような中でも枝は大きく広げられ、生命の源である太陽の光を浴びる姿に厳冬に生きる姿を見ました。それらを表現できるよう光条を入れ、広角で幹に寄り、枝と背景の広がりに気をつけて撮影をしました。
福島県にある大志集落で早朝に撮影。残雪が残る山々と幻想的な川霧、オレンジ色に染まる水面のリフレクション、そんな大地に囲まれた集落を捉えた日本の原風景らしさの伝わる作品です。
夕日が差し込み、驚くほど美しくキラキラと輝いていました。
撮影機材:
OM-D E-M10 Mark II
+ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
厳冬期の石鎚山、月光に照らされた天狗岳、そこに走る一筋の光、そんないつか撮りたいと思い描いていた情景を形にした作品になります。撮影はライブコンポジット機能を使い、約15分を一枚に収めました。天狗岳へと伸びる光跡ですが、厳冬期の夜の雪山なので都合の良い登山者が現れるわけもなく、自身でライトを持って往復しました。山も撮影も楽しみながら撮った一枚になります。