作品提供: a.k.i__cameraさん、Emiri Uchiyamaさん、kunihito_ohtsuboさん、mabi.1212さん、@makichi.note 千葉麻紀さん、mazijanekoさん、nippon.com (順不同)
2024年2月5日 から 2024年3月13日まで開催した
「Moments in Japan ―私が出逢った“日本”―」フォトコンテストへ
たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
5,088点もの素晴らしい作品の中から選ばれた入賞作品をここに発表いたします。
【審査員の講評は「nippon.com」サイトへ】
「英語」賞
五穀豊穣を願って田んぼの真ん中にぽつんと立つ神社。静かな田舎の風景に存在感のある赤い鳥居と青い空、まさに日本の夏を表しているようでした。いつも見ている風景も写真に撮ってみると、改めて綺麗な景色の中で生活していると実感できます。農家さんを含め地元の人達がしっかり管理しているからこそ残されていく風景。自分ながらにこれからも写真として残していけたらと思います。
「中国語(簡体字)」賞
京都三大祭りの一つ、葵祭の前儀として下鴨神社で行われる流鏑馬(やぶさめ)神事。約400メートルある馬場の3ヶ所に的を設け、射手が疾走する馬上から鏑矢(かぶらや)で的を射抜きます。写真は公家装束を身に纏った射手が弓を引き絞り矢を放つ寸前のシーンです。疾走する馬の迫力と射手の妙技に圧倒されました。
「中国語(繁体字)」賞
凍えそうな季節に富山県にある五箇山の相倉合掌造り集落を撮影しました。ここは世界でも珍しい人が住んでいる世界文化遺産です。私が訪れた際は雪が降り積もっており、雪景色と合掌造りの民家から漏れる灯りがとても幻想的で、思わず息をのむような光景が広がっておりました。新緑のシーズンも美しいそうなのでまた訪れてみたいです。
「フランス語」賞
約1200年前に始まったとされる「鳥羽の火祭り」は日本一危険な火祭りといわれています。竹と茅(かや)で作られた高さ5メートルの「すずみ」と呼ばれるものに火をつけ、頭巾を被った「ネコ」と呼ばれる奉仕者が勇敢に飛び込む様子は圧巻です。写真は、間近で行われる迫力ある祭事の観客が手に汗握る瞬間を捉えました。
「スペイン語」賞
夏休みも終わり、夏の最後の思い出にと息子を喜ばせようと連れ出した味のある駄菓子屋さん。所狭しと並んだ数々の懐かしい駄菓子やおもちゃに息子以上にワクワクしながら撮影しました。自分の子供の頃の記憶がよみがえってきました。
この作品は普段の私達家族の記念写真になります。何十年か先の未来でアルバムを開いた時に懐かしいと思える一枚、そんな思いで撮影しました。思い出は、その人達に与えられた何よりの財産でもあります。これからも家族の思い出の写真を未来に繋げていければと思います。