
作品提供:環境省、RED PEAKさん、@amuro _suzukiさん、gibsonl00さん、t.nishi_photographyさん、環境省(左上から時計回り) 作品提供:gibsonl00さん、t.nishi_photographyさん、RED PEAKさん、@amuro _suzukiさん、環境省、環境省(左上から時計回り)
2025年7月18日 から 2025年9月5日まで開催した
日高山脈襟裳十勝国立公園 指定1周年記念フォトコンテスト
『日高山脈とともに生きる』へ
たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
素晴らしい作品の中から選ばれた入賞作品をここに発表いたします。
襟裳岬
川島 吉政さん
日高山脈襟裳十勝国立公園の最南端に位置し、日高山脈が海に沈み込む襟裳岬で撮影された一枚。岬を逆さに写しこんだような夕空の雲が奥まで続く様は、およそ140km連なってきた山脈の余韻を感じさせます。襟裳岬(オンネエンルム)は、アイヌの物語や伝承、祈りの場、言語に彩られた優秀な景勝地のひとつとして、国指定名勝「ピリカノカ(アイヌ語で「美しい」「形」を意味)」の指定を受けている場所でもあります。雄大な景色と文化的背景をもつこの地をぜひご訪問ください。
北海道地方環境事務所
階段状の遊歩道と、空に広がる特徴的な雲の形が上下で呼応し、自然が生み出した完璧な対称構図を形成しています。雲と道がともに画面の奥へと視線を導き、雄大な海原へ続く深い奥行きを感じさせる構成も秀逸。光のコントロールも巧みで、緑の丘、白い雲、青い空が鮮やかに響き合う。えりもらしい大地と空の広がりを、構図とタイミングの両面で完璧にとらえた秀作です。
東京カメラ部
僕は大好きな襟裳岬に春夏秋冬の写真を何度も撮りに行っています。この日は今までに見たことのない不思議な雲が現れて来たので僕は夢中になって何度もシャッターを切りました。撮り続けていると不思議な出会いがあるようですね。