キオクシア×東京カメラ部

あなたの「記憶」をもっとおもしろく フォトコンテスト by キオクシア

作品提供:ことりさん、古川夏子さん、i_ha__toさん、kawazoekeitaさん、Masumi Deguchiさん、nao158cmさん、Yuma Itatsuさん、310さん(順不同)

審査結果発表

『あなたの「記憶」をもっとおもしろく』をテーマとしたキオクシアのフォトコンテストは、2025年4月22日から6月18日まで開催され、全国から7956点のたくさんの作品が寄せられました。ご応募いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
その中より、「心に残る大切な感情」を丁寧に捉え、そしてその「記憶」を「未来へと繋ぐ」というテーマを表現している作品を受賞作品として選出しました。

キオクシア賞
— カメラ部門 —

キオクシア賞カメラ部門 hajime_hasegawa_21さんの作品「せーの!」

「せーの!」 hajime_hasegawa_21さん

みんなでせーので跳んで撮ろうって言ったのに全然跳べていない右の人。その当時、跳べない人も含めてみんなで笑いまくった記憶。今もこの写真を見ると昨日のことのように思い出す。

キオクシアからの講評

数名の女性が飛び跳ねるシルエットを捉えた、光と影が織りなすドラマチックな情景の中に、喜びや自由、そして未来への希望を感じさせる躍動感が満ち溢れています。まさにキオクシアが目指す「おもしろい(uplifting)」な世界観を見事に表現しており、その楽しい感情が伝わってくる作品です。

キオクシア賞
— スマホ部門 —

キオクシア賞スマホ部門 あすかるさんの作品「出発進行!!」

「出発進行!!」 あすかるさん

いつもの公園もお父さんが一緒だと、いつもより特別になる。「もう1回!」と何度も楽しんだすべりだい。「また来ようね!」の約束、次はお母さんも一緒にすべらせて〜^^

キオクシアからの講評

見る者すべてが思わず微笑んでしまうような、純粋で楽しい感情が溢れ出すこの写真は、スマートフォンの手軽さ最大限に活用し、家族とのかけがえのない瞬間を捉えています。何気ない日常の中にこそ、豊かな「記憶」が宿っていることを教えてくれる作品です。

東京カメラ部賞
— カメラ部門 —

東京カメラ部賞カメラ部門 oyabacameraさんの作品「ぼくとぱぱの、はじめてのなつ」

「ぼくとぱぱの、はじめてのなつ」 oyabacameraさん

息子と迎えた初めての夏。夏景色を瞳に映した0歳の時の記憶があるのだろう、彼は毎年ひまわり畑を訪れるのを楽しみにしている。瞳の隅に映った私にとっては、この写真が父としての大切な記憶の形となっている。

東京カメラ部からの講評

クロースアップによって、子どもの柔らかな肌の質感と、安らかなまなざしが画面の大部分を占め、見る者をその世界へ引き込んでくれます。この写真の面白さは、子どもの瞳に「撮影者が映っている」だけでなく、そこに撮影者と子どもの関係が物語として表れていること。親である撮影者は子どもの「今」を一生懸命にカメラで残そうとし、子どもはその姿を自分の瞳でしっかりと焼き付けている。まわり畑に響く子どもの笑い声や夏の光まで聞こえてきそうな、温かく幸せな記憶を未来へ届けてくれる、心弾む作品です。

東京カメラ部賞
— スマホ部門 —

東京カメラ部賞スマホ部門 キミとボクの写真館さんの作品「同じ場所、違う時代、父から子へ」

「同じ場所、違う時代、父から子へ」 キミとボクの写真館さん

左の一枚は今は亡き父と幼い頃の私、右の一枚は今の私とかつての自分と同じ幼い息子。38年後、同じ場所、同じポーズでの七五三。

東京カメラ部からの講評

組写真とすることで、39年という時間の流れと家族の絆を美しく可視化した作品です。石灯籠や背景の階段といった環境要素が共通して写り込み、家族の記憶が場所とともにしっかりと刻まれていることを感じさせてくれます。光の当たり方も柔らかく、子どもの表情がリラックスしていることから、親子の健やかな関係性が自然と伝わってきます。親から子へ、そしてさらに未来へと続くであろう記憶のリレー。その面白さ、尊さを静かに、しかし力強く感じさせてくれます。

井上浩輝賞
— カメラ部門 —

井上浩輝賞カメラ部門 山男熊五郎さんの作品「友達との共有」

「友達との共有」 山男熊五郎さん

友達に見せたかった北穂高から見る景色、二人で夜中に山を登り、朝日を山頂で迎えた時の景色は言葉に言い表せない感動と達成感がありました。忘れられない思い出です。

井上浩輝氏からの講評

厳しそうな冬山を舞台に、まるで映画のワンシーンのような光景が切り撮られており、まずその格好良さに注目してしまいます。ドラマチックな光線が描き出す稜線の美しさ、厳しい自然のなかで確かな存在感を放つ二人の姿、それぞれが見事に調和しています。そして、タイトルにある「友達との共有」という言葉が、この作品に深い奥行きと広がりを与えています。これは、楽しいだけの記憶ではありません。厳しい状況だからこそ、互いを支え合う信頼できる友と過ごす時間がいかに尊いものか。その共有された体験の素敵さが尊い記憶のカタチとしてじわりじわりと伝わってきます。受賞、おめでとうございます。

井上浩輝賞
— スマホ部門 —

井上浩輝賞スマホ部門 maさんの作品「挟まれちゃった!」

「挟まれちゃった!」 maさん

たけやぶなどで遊べる公園に行き、走り回って遊んでいる時に、息子の「おかぁさーん!」と叫び声が聞こえて、何かあったのかと急いで駆け寄ると、「挟まれちゃった!」と笑っていました。懐かしい思い出の記憶です。

井上浩輝氏からの講評

やわらかな光に満ちた竹林の中で、屈託のない笑顔が弾ける素晴らしい瞬間ですね。キャプションにある「竹に挟まれちゃった。笑って言ってた」というエピソードと作品の中の表情が結びつき、何気ない日常の中にあるしあわせな記憶の情景がありありと目に浮かびます。かけがえのない素敵な日の素敵な笑顔の瞬間。それを写真として未来へ残せることこそ、私たちが写真に魅了される大きな理由の一つです。スマートフォンのカメラでこれほどまでに温かな空気感と愛情に満ちた一瞬を切り撮られたことに、深い感銘を受けました。この大切な記憶を共有してくださり、心から感謝いたします。受賞、おめでとうございます。

佳作
— カメラ部門 —

佳作カメラ部門 定直清哲さんの作品「お祭り解禁!」

「お祭り解禁!」 定直清哲さん

3年前アフターコロナの戸畑祇園大山笠で久しぶりにお祭りに参加し最高の笑顔を見せてくれた戸畑祇園東大山笠の伍長の少年。彼は今年も元気に伍長をつとめてくれました。

佳作カメラ部門 大林博さんの作品「孫の全力プレイ」

「孫の全力プレイ」 大林博さん

正月。祖父母と孫たちのカルタ大会。ばあばの前でも遠慮なしの瞬発力。暖かく見守る祖父母との優しい時間でした。この数年後、この子が百人一首の全国大会に出場することになるとは…誰が想像したことでしょう…。

佳作カメラ部門 Tomoさんの作品「うまーっ!」

「うまーっ!」 Tomoさん

毎年農家の方のご厚意で農道で食べているスイカ。農地開拓事業のため、この年がここで食べる最後となりとても残念でしたが、この日のスイカは本当に最高でした。

佳作カメラ部門 長井純子さんの作品「黄昏」

「黄昏」 長井純子さん

反対していたバイクに乗る娘
今でも口からは酸っぱい言葉しか出てこないけれど、ファインダーを覗いた時、心の中ではかっこいいじゃんって呟いていた。

佳作カメラ部門 一茶さんの作品「ハイハイの軌跡」

「ハイハイの軌跡」 一茶さん

今しかみることの出来ないハイハイ時期写真だけどせっかくなら動いてる様子を記憶と記録に残したくて撮影~大好きなものに囲まれてハイチーズ🧸

佳作カメラ部門 @sachihanamomoさんの作品「大好きなおじいちゃん」

「大好きなおじいちゃん」 @sachihanamomoさん

4年前おじいちゃんの病院に2日おきに付き添っていたあの頃。おじいちゃんと過ごす時間が私の幸せでした。紫陽花を見るとおじいちゃんを思い出す。この笑顔を思い出す。この日の会話を思い出す。大切な思い出です。

佳作
— スマホ部門 —

佳作スマホ部門 やまもとあいさんの作品「小さな手に、大きな幸せ」

「小さな手に、大きな幸せ」 やまもとあいさん

お誕生日プレゼントをもらった姪っ子が、小さい手ですごく嬉しそうにプレゼントをぎゅっと握りしめているところがとても愛おしくて、"記憶"に残したいと思いシャッターを向けました。

佳作スマホ部門 haduki_ruさんの作品「見上げた未来」

「見上げた未来」 haduki_ruさん

毎年訪れる同じ桜の木の下で見上げた青空。積み重ねた思い出を胸に刻みながらも、制服姿の彼女が見つめていたのは、儚くも確かに続いていく青春の明日でした。

佳作スマホ部門 井口絵理香さんの作品「憧れの女子高生」

「憧れの女子高生」 井口絵理香さん

高校の入学式の日。真新しい制服と靴に緊張しながらも喜びが溢れていました。ピカピカな靴と制服と影を撮影しようとしたら高校生になった喜びからピースをしてくれた娘。高校生活への楽しみが溢れ伝わった一枚です。

佳作スマホ部門 ハンザワ アツミさんの作品「記憶を拾う小さな手」

「記憶を拾う小さな手」 ハンザワ アツミさん

今しかない娘との時間。家族で大好きな海へ行き、私が好きな貝殻を一生懸命に探す娘の姿。小さな手で一生懸命探す姿がとても可愛くて撮影した1枚です

総評

本コンテストは、フラッシュメモリを通じて皆様が作品を創る体験を支えたい、という当社の想いから開催いたしました。
皆様の熱意あるご応募により、「記憶」が持つ可能性と創造性を、改めて私たちに再認識させてくれる大変貴重な機会となりました。
改めて、ご応募くださった全ての皆様に心より感謝申し上げます。
皆さまの「記憶」が、これからも世界を彩り、おもしろくしていくことを心から願っております。

キオクシア株式会社
2025年9月30日

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