作品提供：45tmrさん、yu_ki_photo918さん、Kyoko Ueda(＠kyoko1903)、千代田区観光協会（順不同）
2024年6月3日 から 2024年12月25日まで開催した
「世界に伝えたい東京景色『#千代田で映え旅』フォトコンテスト2024」へ
たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
素晴らしい作品の中から選ばれた入賞作品と、
入賞者のコメントをここに発表いたします。
グランプリ
都会の風景に季節の彩りが加わった、美しくも印象的な一枚です。黄金色のイチョウ並木が画面に奥行きを生み、手前の建設現場との対比がユニークな魅力を生んでいます。皇居の緑と高層ビルが並ぶ景色は、東京ならではの風情。まさに、過去と未来が交差する瞬間を切り取った作品です。やわらかな光が街全体を包み込み、温かみのある雰囲気に仕上がっているのも素敵ですね。都会の躍動感と四季の美しさが見事に調和した、心惹かれる一枚です。
審査員：Kyoko Ueda(＠kyoko1903)
審査員特別賞
靖国神社での奉納花火です。都心での手筒花火は珍しいと思います。1613年に徳川家康公が江戸城内で花火見物をした内の一種が手筒花火と伝えられ、それ以来かも知れません。奉納花火は豊橋祇園祭奉賛会のメンバーにより先人への感謝、日本花火の歴史の重みと平和への誓いを胸に抱えて勇壮かつ華麗に九段の空を染め、放掲の〆となる「はね」の瞬間も撮影出来て満足でした。
撮影地：靖国神社 神門前
火柱が勢いよく立ち昇り、無数の火の粉が舞い散る迫力ある一枚です。激しく燃え上がる炎の輝きと、それを背負う人物たちのシルエットが印象的で、祭りの熱気や伝統の力強さが伝わってきます。また、火の粉の舞い散る様子が幻想的で、まるで別世界のようです。その炎の中に息づく人々の心情や、時を超えて受け継がれてきた伝統の重みが、写真を通じて鮮明に伝わります。シャッターのタイミングも絶妙で、炎が最も美しく広がる瞬間を見事に捉えています。伝統の力強さと、非日常のワクワク感がぎゅっと詰まった、印象に残る作品です！
審査員：Kyoko Ueda(＠kyoko1903)
撮影地：田安門
綺麗な紅葉に染まる皇居を撮影しました。再開発が進む東京にあって、ずっと変わらない貴重な場所です。手前の工事中の現場が現代を、中央に見える櫓が変わらない景色の象徴を示し新旧の対比を狙いました。新名所とも言われる新丸ビルからの絶景を一人でも多くの人に知ってもらう機会になれば幸いです。奥の木々まで綺麗に見えるように、遠近感があまり感じられないように仕上げました。
撮影地：新丸ビル