東京カメラ部10選

10 Viral Photographs of 2015

東京カメラ部10選とは?

東京カメラ部がFacebookページにてシェアした写真の中で、各カテゴリー内でクチコミ度*が高かった写真とその写真を撮影されたかたです。
シェアは東京カメラ部とその全ての分室に投稿いただいた作品を対象に基本毎日7作品程度行っています。

※クチコミ度:「リーチ」数に対する「話題にしている人」の割合。投稿がFacebook内でどれだけ拡散したかを表す指標です。

2012年 東京カメラ部 10選メンバー

浅岡 省一北川 力三岩崎 愛子工藤 悦子柴田 昭敬
黒田 明臣本間 昭文八木 進松岡 こみゅ伊藤 公一

浅岡 省一、北川 力三、岩崎 愛子、工藤 悦子、柴田 昭敬、
黒田 明臣、本間 昭文、八木 進、松岡 こみゅ、伊藤 公一

10選写真紹介

「Flow」 浅岡 省一→view comment
「彩りの朝」 北川 力三→view comment
「交錯する想い」 岩崎 愛子→view comment
「空に夢が架かる」 工藤 悦子→view comment
「Umbrella」 柴田 昭敬→view comment
「確かに、存在している」 黒田 明臣→view comment
「Spectacular Dew」 本間 昭文→view comment
「POPCORN!」 八木 進→view comment
「Moonrise at MIE」 松岡 こみゅ→view comment
「鬨の声をあげよ」 伊藤 公一→view comment

東京カメラ部の2015年と東京カメラ部10選2015について


東京カメラ部2015写真展

東京カメラ部の2015年について

私たち東京カメラ部は創立以来「カメラがある暮らしをもっと楽しく」を目指しています。この活動を支えて下さっている東京カメラ部投稿者の方に感謝の気持ちをお伝えしたいと考えて2013年に始めたのが東京カメラ部10選2012(*1)でした。

この活動は2015年にも続き、10選2012メンバー、10選2013メンバーの方に加えて、10選2014の方々にも参加いただいた東京カメラ部2015写真展 in Hikarieを開催。19日間で20代の女性、男性を中心に61,000名を超える写真ファンの方にお越しいただくことができました。そして、テレビ、カメラ雑誌、ムック本、Web媒体などのメディアや、カメラ・カメラ関連企業の広告、ステージ、ブースなどで10選や東京カメラ部コンテスト入賞者の方々が登壇、作品展示されました。

また、2015年の東京カメラ部は、Facebook以外への展開としてInstagramアカウントを開設したところ瞬く間に10万人以上の方々のご支援をいただけるようになりました。昨年に引き続いて、多くのカメラメーカーからのご支持もいただき、大空ヒコーキ写真館、The ART SPORTS PHOTO GALLERY、Macro World、Backlit Landscapesなど多数の分室を増やすことができたおかげでより幅広い方に応援いただけるようになりました。

東京カメラ部10選2015について

こうしてコミュニティーが引き続き活性化し続けている東京カメラ部とその分室には2014年に負けないほどの質と昨年をはるかに上回る数の作品を投稿いただけました。この作品を加えた48万作品の中から運営がシェアさせていただいた約2500作品を延べ3億人(*2)の方々がご覧になり、「いいね!」、コメント、シェアをした結果選ばれた10作品が東京カメラ部10選2015です。

つまり、48万作品から延べ3億人が選んだ10作品が東京カメラ部10選2015なのです。

東京カメラ部10選2015に選ばれた10名の方々には、昨年同様に自身の写真を大型プリント(*3)、裏打ち、額装(*4)をしてプレゼントいたします。そして、渋谷ヒカリエにて開催する東京カメラ部2016写真展 in Hikarieに10作品に自信作・新作を追加した合同個展を開催させていただきます。

東京カメラ部2016写真展 in Hikarieは、渋谷ヒカリエ9FホールBにて2016/6/23(木)~2016/6/26(日)で開催の予定です。会場をヒカリエ8Fから9Fに移動することで昨年の約8倍の最大1,100作品を展示する計画となっています。

広大なスペースに展示された「48万作品から延べ3億人が選んだ10作品」を最高のプリントでご覧にいただけるこの機会にぜひ渋谷の文化発信基地、渋谷ヒカリエ9Fにご足労ください。

そして、今年、2016年。ふたたび、たくさんの方々が毎日どこかで新しい素敵な写真を撮影されています。ありがたいことに、そうした写真の中から日々数千枚を東京カメラ部に投稿いただけています。また、さらに多くの方に参加いただけています。

どんな写真が「2016年。日本に住んでいる方々が見たかった、好きだった写真」になるのでしょうか。運営ではありますが、今からワクワクしています。カメラがある暮らし。楽しいです。好きです。最高です!皆様と一緒に楽しめればと願っております。今後とも東京カメラ部をどうぞ宜しくお願いします。


2016年4月吉日
東京カメラ部運営代表
塚崎秀雄

*1:2012年に東京カメラ部とその分室に投稿いただいた2万作品の中から4万人を超える方々が選んだ12作品ですので、2013年に選ばれていますが10選2012と呼ばせていただいております。
*2:東京カメラ部とその分室がタイムラインで紹介している作品の2015年延べリーチ(閲覧者)数300,521,519人(Facebook、Twitterインサイト)に基づく。
*3:今年も10選の皆様にプレゼントした大型プリントは、富士フイルム様のご厚意でベテランプリントマンの方にプリント用紙の選定から仕上げまで担当していただいた上にプリントを提供いただきました。あつく御礼申し上げます。富士フイルム様のプリントサービスはこちら
*4:裏打ち、額装は、株式会社フレームマン様にご協力をいただきました。奈須田社長にお礼申し上げます。

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浅岡 省一

他の場所で撮影する予定だったが道を間違えてしまい、リルートしていると日が沈んでしまうのでやむを得ず当初の予定とは異なるこの場所に来た。直前のゲリラ豪雨、それによる大きな水たまり、空の色、良い形の雲、イメージを実現することができた衣装。様々なタイミングが交錯することで撮ることができた一枚。

→facebook投稿
北川 力三

朝日が尾根だけに当たるこの谷のことを知り、紅葉のタイミングを見計らい、一部だけクローズアップして写しました。日頃から写真を撮るうえで特に大切にしていることは構図で、この一枚は今までの作品の中でもうまく切り取れたほうではないかと思っています。

→facebook投稿
岩崎 愛子

いまや、人と共存せずに生きている野良などほとんどいない。
だからと言ってすべての野良が人に媚びているわけではない。
この子の強さを感じ、シャッターを切った。

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工藤 悦子

すべてが偶然でした。休日だったこと。この日は虹が出そうだな……と思って外にいたこと。車に傘を入れていたこと。雨が降って突然現れた大きなアーチ。どこか良い場所がないかと探していたら、何もないところを発見。夢中になって撮りました。偶然に感謝する一枚です。

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柴田 昭敬

生まれて初めて見た富士山の笠雲。とんでもない光景に出会ってしまったのではと思い、いろいろな形に変化していく様子を夢中でカメラに収めました。撮影中、雲の中の光景はどんな感じだろう、そんなことをずっと考えていました。この不思議な雲と、雪に覆われた富士山を強調したくてモノクロで仕上げました。

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黒田 明臣

夜桜と人物を合わせて撮ろうという軽い気持ちからはじまったことですが、単に夜桜と人が写っているだけの写真にもしたくはありませんでした。撮影にあたり自分には何らかの意味合いが必要であり、そこから桜が散る儚さと人が元来併せ持つであろう儚さを表現しようという考えに至り、生き霊を写すような心持ちでした。

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本間 昭文

ここは年間を通して何回も通っている撮影場所ですが、この日は向かっている途中から霧が濃い日でした。辺りが明るくなるにつれ目の前にある景色すべてが雲海に包まれているという凄まじい場面を目の当たりにして息をのみました。撮影後はしばらくその光景に見惚れていました。

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八木 進

観客は僕と息子、フィルムがかかっていない映写機からは白い光が映しだされるだけ。当時閉館が決まっていた家業の映画館です。この写真は真実ではありません。悲しい記録にはしたくなくてウソをつきました。この場所での記録はほとんどありませんが、素敵な記憶をつくる事ができました。この写真はそのカケラです。

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松岡 こみゅ

前日、大阪の伊丹空港へ行くも納得いくものは撮れず…。このままでは帰れないと三重へ戻り夫婦岩からの朝焼けを狙いに行きました。すると偶然にも月の入りと夜明け前の空が!夢中になり撮りました。諦めず撮りに出かけたことが結果につながりました。生まれ育った三重で撮った作品を、多くの人に見ていただけてとてもうれしく思います。

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伊藤 公一

これは「鬨の声をあげよ」とつぶやきながら、朝焼けの風に吹かれ雲の流れるなかに立って、延々とリモートシャッターを切る行為を通して、自分のいまのあり方、進むべき方向を見つけようと試みた記録でもあります。

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