東京カメラ部10選

10 Viral Photographs of 2012

東京カメラ部10選とは?

東京カメラ部がFacebookページにてシェアした写真の中で、クチコミ度*が高かった写真とその写真を撮影されたかたです。
シェアは朝、昼、夕方、夜、行ってみたい場所、星、風景(x2種)、人物、建物の10カテゴリーで行っており、各カテゴリーから選出しています。

※クチコミ度:「リーチ」数に対する「話題にしている人」の割合。投稿がFacebook内でどれだけ拡散したかを表す指標です。

2012年 東京カメラ部 10選メンバー

福田 悟出口 正男片桐 英行Sho Shibata千田 智康
菊池 賢二井上 達男原 朋士小池 ひとみ富久 浩二

福田 悟、出口 正男、片桐 英行、Sho Shibata、千田 智康、菊池 賢二、井上 達男、原 朋士、小池 ひとみ、富久 浩二

10選写真紹介

「精進湖の夜明け:静謐」 福田 悟→view comment
「冷たい静寂」 出口 正男→view comment
「方舟(はこぶね)」 片桐 英行→view comment
「紅葉:燦めき」 福田 悟→view comment
「morning light」 Sho Shibata→view comment
「Tokyo Twilight Sky Tree」 千田 智康→view comment
「四日市塩浜地区工場夜景」 菊池 賢二→view comment
「edge」 井上 達男→view comment
「ヴィクトリアン・ゴシック」 原 朋士→view comment
「ブルーキャンドル」 小池 ひとみ→view comment
「ひらひらと」 富久 浩二→view comment

東京カメラ部10選開始にあたって


富久様、千田様、福田様
私たち東京カメラ部は「カメラがある暮らしをもっと楽しく」を目指しています。この活動を支えて下さっている東京カメラ部投稿者の方に感謝の気持ちをお伝えしたいと考えて10選を始めて、今年は10選に選ばれた皆様にご自身の写真を大型プリント(*1)、裏打ち、額装(*2)をしてプレゼントいたしました。
クチコミ度で2012年各ジャンルのトップに輝かれた11名の素晴らしい写真家の方々にこの趣旨に賛同いただけたこと、その11名の方々に大型プリントをプレゼントできたこと、11名の方々と12枚の素晴らしい写真をこうした形で発表できたことは、私たちの力だけでは出来ませんでした。賛同、協力をくださった方々に心より感謝申し上げます。特に10選の皆様にプレゼントした大型プリントは、富士フイルム様のご厚意でベテランプリントマンの方にプリント用紙の選定から仕上げまで担当していただいた上にプリントを提供いただきました。重ねて御礼申し上げます。

2012年の東京カメラ部10選は、東京カメラ部ファン4万人を超える方が1万枚を超える投稿写真の中から「いいね!」や「シェア」といった自然な反応によって選ばれました。4万人の方々の中にはプロカメラマンの方、熱烈な写真愛好家の方、写真好きの方だけでなく、一般の方が多数含まれています。そのため10選は、「2012年。日本に住んでいる方々が見たかった、好きだった写真」であると私たちは考えています。

2012年を振り返る意味でも、全画面に拡大して楽しんでいただけますと幸いです。

*1:富士フイルム様のプリントサービスはこちら
*2:裏打ち、額装は、株式会社フレームマン様にご協力をいただきました。奈須田社長にお礼申し上げます。




10選2012プレート

そして、今年、2013年。たくさんの方々が毎日どこかで新しい素敵な写真を撮影されています。ありがたいことに、そうした写真の中から日々数百枚を東京カメラ部に投稿頂けています。また、さらに多くの方に参加頂けています。

どんな写真が「2013年。日本に住でいる方々が見たかった、好きだった写真」になるのでしょうか。運営ではありますが、今からワクワクしています。カメラがある暮らし。楽しいです。好きです。皆様と一緒に楽しめればと願っております。今後とも東京カメラ部をどうぞ宜しくお願いします。

2013年4月吉日
東京カメラ部運営代表
塚崎秀雄

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福田 悟

富士山の写真が撮りたいと思い、初めて精進湖へ行った。
朝、真っ暗なうちから湖畔に三脚を広げて待つ。
夜明け前、東の空が明るくなってくると湖面の波が消えた。
そして6時過ぎ、空がオレンジに色付きはじめると上下シンメトリーの富士のシルエットが徐々に浮き出てきた。
完全に静止した湖面。完全な鏡の世界。僅かに立ちのぼる朝霧。
透明に澄んだ12月の朝の空気の中、時が静止したかのような一瞬だった。

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出口 正男

冬の上高地ツアーで撮影した一枚です。スノーシューを履いてガイドさんと一緒に雪に包まれた上高地に足を踏み入ります。モノトーンなのですがほのかに冷たい青さも感じます。狙って撮影した写真ではなくただ単に自然の美しさに感動して撮影した一枚の写真です。
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片桐 英行

福島県奥会津を流れる只見川は夏にかけ、気温と川の温度差により川霧が発生するコトで有名です。ココで川霧を見て以来、雲海を走る鉄道を撮りたい!とイメージし、この年の夏は天候と空気を読み、何度も登りました。そして、お盆過ぎの晩夏にこの光景に出会えました。初めて自然に勝った!と思った瞬間でした。
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福田 悟

毎年、撮影に行く奥多摩の紅葉がある。
渓谷に向かって生えている立派なイロハカエデだ。
今年はどんな状況だろうか…と期待と不安で毎年訪れる。
鮮やかな紅葉に巡り会ったときはやった!と機材を出すのも楽しい。もう盛りを過ぎて殆ど散ってしまっていたり、色付きが悪い時は申し訳程度に数枚撮ってすぐ退散する。
この年は色付きがあまり良くなくちょっとがっかり。しかし、しばらくして午後の日が差し始めると、赤い背景の中、逆光になった葉が黄金色に輝きだした。
初めて東京カメラ部に投稿した写真なのに、10選に選んでいただいた記念すべき写真となった。
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Sho Shibata

朝陽が当たることで燃えるように紅くなる紅葉風景を見ることが出来る青森県は十和田市の蔦沼。
天気が良く風が出なければ早朝のわずかな時間だけ圧巻の景色が出現しますが、この日は天気に恵まれず、一瞬だけ部分的に雲が晴れて風が止んだ瞬間がありました。そのときの1枚です。
今回東京カメラ部様に紹介していただいたことで、多くの方にこの風景の存在を知ってもらうことができてうれしく思っております。
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千田 智康

このたびは、栄えある“2012年クチコミ度の高かった写真10選”に入選し、大変うれしく思っております。この日の夕焼けはとにかく鮮やかで、撮りたい衝動に駆られ、気がついたら走って撮影ポイントに向かっていました。その甲斐あって、夕焼けも水面反射もイメージどおり捉えることができたと思っています。わたしの写真を見てくださったみなさま、東京カメラ部さま、本当にありがとうございました。これからもがんばってまいりますので、引き続きあたたかいご支援のほど、よろしくお願い申しあげます。
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菊池 賢二

この度は、東京カメラ部10選に選ばれたと言うことで大変な驚きと沢山のいいね、コメント、シェアを頂いた喜びを感じております。
ありがとうございます。
こちらの写真は四日市塩浜地区にある工場です。
かなり特殊な形をしており、四日市の中でもスター級の選手ではないでしょうか。
四日市は全国的に見てもスター揃いの聖地ですので、少しでも興味ある方は、お近くにお越しの際立ち寄って見ることを強くおススメします。きっと工場の魅力に取り憑かれる事かと思います。
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井上 達男

【ポートレート】と言ってもその傾向によって細分化出来、特に写真コンテストで好まれる物は所謂若い女性を撮り手の、特に男性にとっての願望的なシチュエーションやポージングで仕上げた物が多い。しかし今回10選に選んで頂けたこの作品はどちらかと言うとファッション誌的に纏めた女性からの視点を重視した物。こんな性格を持った作品が10選に選ばれる東京カメラ部とその訪問者のセンスに僕は大変勇気づけられました。感謝!
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原 朋士

歴史主義建築・・・デザインは日本銀行本店も手掛けた辰野 金吾赤煉瓦に白い石を帯状にめぐらせるデザインは、ヴィクトリアン・ゴシックに影響を受けたものである。
日没30分後のマジックアワー
ここを切り出しフォーカスすると、とても東京とは思えない。
欧州の建築物のように見える。
このデザインが100年も前に創られた事に驚きを感じる。
Camera:Pentax K-01
Lens:SIGMA 10-20mmF4-5.6 EX DC/smc PENTAX-DA 40mm F2.8 XS
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小池 ひとみ

ちょうどクリスマスシーズンを感じ出した時期に撮った一枚。
ここは妙高高原の奥地、標高1,000メートルほどの場所ですが、車のライトを消せば、人工の光が無く一番明るいのは星の光。空は星で埋め尽くされ、ダイヤモンドが空中にあるの?と思うほど。
数日後には道が冬季閉鎖されたので、これ以降はまだ行っていません。また空いっぱいのダイヤモンドを見に行こうと思います。
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富久 浩二

毎年秋になると埼玉県、新座市にある平林寺へ行くのですが、この年だけ風が吹くたびにくるくると舞い落ちる葉があるもみじの木がありました。
AFではとても捉えきれることができないので、MF&レンズの距離計を1mのところにセットし、何十枚撮ったかな~な内の奇跡の一枚です。
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鑓水 泰彦

静岡県朝霧高原ふもとっぱらキャンプ場での一枚です。
夜明けと共に池に映る逆さ富士と周りの冬樹の映り込みが絶景です。
夜が明けてしまえば風が吹き始め、静寂の映り込みは解かれてしまいます。
夜明け前に訪れる贅沢な瞬間を切り取りました。
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